情が深く謎も多い!?映画『火花』と板尾創路の深さ
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2日、映画パーソナリティのコトブキツカサがパーソナリティを務める「コトブキツカサのオールナイトニッポンi」第14回が配信され、映画『火花』と、監督である板尾創路との縁について語った。
映画パーソナリティという肩書きのため、新作映画のイベントMCなども頻繁に行っているコトブキ。これらの仕事は通常、制作会社、宣伝会社のスタッフから事務所に仕事の依頼がきて、スケジュール調整するという段取り。しかし、つい先日、珍しいケースがあったという。
それは、ある映画監督から直接届いた「映画が完成しました。つきましては完成披露試写、映画イベント、すべてをお願いしたいと思っています。」というLINE。
「監督からこんな風にオファーを受けることは普通ありえない。」と、喜びと同時に驚いたと語るコトブキだが、「もちろんです!すぐに事務所に確認してスケジュールが合う限り最大限引き受けさせて頂きます!」と返信したと語る。
その監督とは、板尾創路。芸人・俳優としても活躍する板尾だが、今回は又吉直樹原作のベストセラーを映画化した映画『火花』の監督を担当している。
数日後、『火花』が京都国際映画祭に特別招待されることになり、コトブキもMCとして参加。楽屋に入ると、すでに板尾監督の姿が。そこで、コトブキは板尾にこう質問したという。
「関西圏で他にもたくさん芸人さんがいる中で、なんで僕に声をかけてくれたんですか?」。すると板尾は「…まっさきに浮かんだのがコトブキくんだったんだよ」と回答。
この板尾の言葉にコトブキは「『火花』は芸人をテーマにした作品であり、物語の中では“やめる勇気、やめない勇気”が描かれている。板尾さんとは芸人時代にも共演したことがあり、僕は芸人をやめた人間。芸能界には残っているけれど、、お笑いの世界から映画の世界へと生き方を変えた。そのあたりことを、板尾さんは考えてくれたのかもしれない」と語った。
また、板尾とは他にも印象深いエピソードがあると語る。以前、とある仕事で共演した時のこと。「せっかくだから」と板尾の方から食事に誘ってくれたという。お互いの仕事の話をする中で、コトブキが行っている「映画心理分析」に興味を持ったという板尾。「それは面白そう。俺にもやって欲しい」と頼んできたという。
「映画心理分析」とは、その時、頭に浮かんだ映画3本を挙げてもらうことで、その人の深層心理を読み解くというもの。板尾にも「あまり考えこまずに、まずは好きな3本を教えてください」と伝えたという。
すると板尾は「好きな映画3本か…ちょっと待って」と言ったまま、考え込んでしまったと語る。
「板尾さんはその後、30分近く考えていた。そして…最終的に一本も挙げなかった…」
これまでも数々の芸人によって“伝説”が語られている板尾だが、コトブキもその“奇才っぷり”を痛感したという。また、番組後半では、映画イベント終わりで遭遇した京都での不思議な出来事についても語った。
「コトブキツカサのオールナイトニッポンi(第14回)」は、期間限定で無料で聞くことが出来る。
【タイトル】コトブキツカサのオールナイトニッポンi
【メール】 kotobuki@allnightnippon.com
【ハガキ】〒100-8439 ニッポン放送 『コトブキツカサのオールナイトニッポンi』係
【配信日】毎週木曜日
【第14回URL】https://i.allnightnippon.com/p/e_anni_kotobuki_014
※番組では、「コトブキツカサのオールナイトニッポンi」を広めるアイデアを募集中。SNS、学校、職場、その他、さまざまな方法で番組の存在を広く知ってもらう方法、多くの人に聴いてもらう方法を考えて送ってください。