変人学者・小西公大准教授の教える“ここが変だよインド人“!

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FM93AM1242ニッポン放送のお昼の番組『土屋礼央レオなるど

変人学者・小西公大准教授の教える“ここが変だよインド人“!

変人類学研究所所長・小西公大准教授が「ここが変だよインド人!」と題してインドの変なところを語った。

まずは変人類学とは何か。ひとつのラインでもって人間を計ってしまうのはおかしい、人間は多様である、それぞれに能力があるのだからそれを伸ばしていかないとクリエイティビティが失われていってしまう、なので“変”差値を伸ばしていく教育を考える、ということ。専門は文化・社会人類学で南アジア地域研究の第一人者、日本南アジア学会の常務理事も務めている小西准教授だが、良いことを言っても言葉が軽いので学生に2日で忘れられるという。そんな小西准教授が研究のためダントツで“変”差値の高いインドへと渡った。既に二十数回も渡印しヒンディー語もマスターした小西准教授が「ここが変だよインド人!」のベスト3を紹介する。

【第3位・小さなことは気にしない】
インドはみんながおおらかで小さなことは全然気にしない。歩けば人にどんどんぶつかるし、車をぶつけて傷ができても気にしない。電車で隣の人が読んでいる雑誌も勝手にとって読んでしまう。みんながみんな自分がいかにうまくやるかの能力を発揮して生きているらしい。それは公共機関にも及んで、電車が予定時刻の一時間後に来ることも、まさかの一時間前に来ることもある。このアバウトさ、いいなぁと語る小西。誰かに迷惑をかけることはデフォルトで、それを許す心を大切にインド人は生きていると解説。

【第2位・ありがとうを言わない】
インド人はありがとうを言わない。むしろ軽く「ありがとう」と伝えることは失礼にあたるという。最初はこれにイライラした小西准教授だったが、どうして言わないのかを理解した。それは形式よりも情を大切にしているから。ありがとうの気持ちいつか行動や物で返すべきだという考えなのだ。小西准教授へも長い時間をかけてすべてのありがとうが返ってきたらしい。だからむしろ情の厚さの表れなのだという。

【第1位・ジュガール】
印僑とはインドから世界に渡り活躍しているインド系の人々のこと。彼らの間で流行っているのが「ジュガール」。その意味は、既存の枠組みをどれだけ外れるか。ビジネスでも生活でもベースをひっくり返そうとする、まさに“変”差値を高める動き。そういう常識をどうやって壊そうかとばかり考えている人のことをジュガーリーと呼ぶらしい。インドはそういう気質を面白がって楽しみシェアする環境があるのだと語った。

最後には、変なひとを「ホモ変デス」、変な人の遺伝子を「変ジーン」と言ってみたら女子も取り込めるのでは?と変なことを語りだした小西准教授。来年の9月には猪苗代湖で変人フェスをやると告知した。

土屋礼央レオなるど
FM93AM1242ニッポン放送 月~木 13:00~16:00

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