仮想通貨に手を出すのは3月まで待て！　経済評論家・佐藤治彦さんに聞く

By - NEWS ONLINE 編集部　公開：2018-02-21 　更新：2018-02-21

2月17日（土）朝8時半からニッポン放送（FM93 / AM1242）でオンエアした『八木亜希子 LOVE & MELODY』で経済評論家の佐藤治彦が話題の「仮想通貨」について語った。

「どうするどうなる、仮想通貨パニック！」

仮想通貨は今後どうなっていくのかを考える前に、佐藤が着目したのは「仮想通貨」というネーミング。本来の「通貨」（お金）は、物が買えたりするもの。よく私たちはドルや株の上げ下げで大騒ぎをするが、仮想通貨は1年で何十倍にもなっていて、お金としての価値が安定していない。そういうものを「通貨」とは呼べないのではないか、というわけだ。

大手の銀行が自ら仮想通貨を出すという噂もあるが、まだまだ先行きは不透明。3月にアルゼンチンでG20が開かれ、ここで仮想通貨について国際的な規制呼びかけが行われるのではないかと言われている。全世界的に仮想通貨が認められてルールが作られれば広まるし、「規制をかけよう」となるとしぼんでいく可能性もある。実際に、中国や韓国ではすでに規制が始まっている。

仮想通貨に手を出すなら3月のG20での動向を見てからのほうがいい。

佐藤の新しい著書「若いサラリーマンが知っておきたいお金の教科書」（大和書房）は2月23日発売。