3月15日(木)のニッポン放送の番組『垣花正 あなたとハッピー!』で、元週刊文春エース記者の中村竜太郎が『ツイッター、デマは真実より1.7倍「リツイート」される』というニュースをピックアップ。
記事によると、米マサチューセッツ工科大の研究チームは「ツイッター」で発信された情報約12万6,000件を分析し、デマは真実より1.7倍リツイート(転載)で拡散し、一定数に6倍速く達していたとの調査結果を米科学誌サイエンスに発表。
偽情報は目新しく感じられ、接した人が驚きや恐れ、嫌悪感などを抱いて情報の共有を求めがちになるとみられる。このニュースを受けて、中村はこう述べた。
垣花)東大の入試は「男子優先」とか、最近だとシルベスター・スタローンの死亡説が流れたりとか、デマのニュースが多いですが、どう思いますか?
中村)このデータは個人的にはすごく頷けます。最近、SNSを炎上させることで、フェイクニュースが出ていますよね。その昔、週刊誌も見出しだけで、中身はペラッペラだとか、嘘だとか言われたんですよ。
垣花)東スポなんかはすごく巧みで、表紙に見出しが書いてありますが、折れ曲がっていてちゃんと開くと、隅っこのほうに小さく「?」が書いてあったり。
中村)あとは『隠し文字』っていって、見出しの中に、ちいさい「?」とか「~か」とか書いてあるんですよ。
垣花)「~か」ね!
中村)以前、取材で脳科学についていろいろと聞いていたんですが、やはり人間って“地味な事実”よりも“派手な嘘”を信じる傾向にあるらしいんですよ。見出しが派手な方が、食いつきがいいってことがわかっているから、デマのツイートが拡がるんでしょうね。また、最近、フェイクニュースだけを集めたニュースサイトが人気なんだとか。
垣花)それはみんな、嘘だってわかって読んでいるんですね? 一種のエイプリルフールみたいなものですね。
中村)そうです。「こんなウソ、よく思いつくなぁ」って思いながら読んでいるんでしょうね。
垣花正 あなたとハッピー!
FM93AM1242 ニッポン放送 月~金 8:00~11:30
番組情報
ふつーの男・沖縄県宮古島出身の垣花正がお届けする、ニッポン放送が自信と不安をもってお送りする朝のワイド番組!レギュラー・ゲストとのコンビネーションもバッチリ!今の話題をハッピーにお届けしていきます!