3月22日(木)、深夜放送のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」でパーソナリティの岡村隆史が、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ)の最終回の感想を語ると共に、とんねるずへの想いを語った。

『とんねるずのみなさんのおかげでした』といえば、開始から30年、放送回数1,340回を数えるバラエティ番組。放送同日の22日に迎えた最終回では、石橋貴明が長年MCを務めた音楽番組『うたばん』(TBS・1996～2010年)のパロディコーナーが放送され、松田聖子や、番組から派生した音楽ユニット「野猿」が登場するなど話題を呼んだ。

番組の冒頭、「仕事がありまして、ガッツリとは見られなかったんですけども」と切り出した岡村。「録画はしてきましたので。また、帰ってからちゃんと見たいなと思ってますけども」と言い、『とんねるずのみなさんのおかげでした』の感想を語った。

「『うたばん』で終わっていくっていうのもすごく意外で。しかも通常の1時間枠で終わりましたね。貴明さんは『特番で数字取れないから1時間や』って（言ったけど）、そんなことは絶対になくて。たぶん、とんねるずさん的に、普通に1時間で終わった方がキレイという判断だと思うんです。

そして、野猿の皆さんが出てびっくりした。野猿のボーカル・CAも出ていたでしょ！？坪倉大臣(ナインティナインの元マネージャーで、CAと結婚)の嫁さん。久しぶりに見たけど変わってなかった。べっぴんさんやな～、やっぱり。

僕はCAというよりも、“坪倉の嫁”って見ていて。彼女は僕らにもね、マイクを付けてくれてたりした方ですから(※CAはテレビ制作のスタッフだった)。いつ頃からか坪倉さんとお付き合いして結婚して、子供も産まれて素敵な家庭を持たれて。うわ～、と思いながら見ました。

“みなさん”は今日が最終回でした、本当にお疲れ様でした。うたばんって聞いてましたから、最後、『一番偉い人へ/とんねるず』を歌って、終わるんちゃうかな～って思ってたんですけど、意外と『情けねぇ/とんねるず』っていう最後を選びはったんやなと思って。色んな想いもありつつ、歌詞も変えながらではありましたけど。

歌ってるのを見て、やっぱりカッコええな～と思って。なかなか吉本にはいない感じのスーパースターやなと思って。僕はとんねるずさんに憧れて、この世界に入ってテレビで色々やりたいと思った人間。受験勉強しながら、その合間だけは、とんねるずさんの番組を見て良いという中で、見てきた番組。本当に寂しい想いもあります。

たぶん、1～2年したら戻ってきはるんちゃうかなって。2年もかかれへんのちゃうかな。また復活するような気もするんですけど。」

そして、パロディ番組が見られなくなるのは淋しいと語る岡村。スタジオで豪華なセットを組むのが難しくなっているというバラエティ番組の現状を理解しつつも、「そういう番組が復活して、見られたら良いなという思いではあります」と語った。そして改めて、とんねるずに向けて「お疲れ様でした」とメッセージを送った。

また、2018年3月31日(土)に最終回を迎える『めちゃ×2イケてるッ！』については、「本当なら昨日で全部撮り終えて、あとは編集して3月31日にポーンと出すということやったんです。ところが（撮影が）終わりませんでした(笑)。最後まで、めちゃイケやな～と思った」と収録の舞台裏を明かし、「来週撮って、編集間に合うんかな？」と不安を口にし、「発表されてない方とかも来てくれてますんで、そこも楽しみにしていただけたら」と語った。