AKB48総選挙、速報で名前を呼ばれなかったメンバーの心境は
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5月30日(水)深夜放送のラジオ番組「AKB48のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)に、AKB48兼STU48の岡田奈々、NGT48から荻野由佳、太野彩香、加藤美南、そしてファン代表としてお笑いコンビ・トレンディエンジェルのたかしが出演。過去の選挙速報で圏外だったときの心境や、舞台裏のやり取りについて明かした。
30日、『AKB48 53rdシングル世界選抜総選挙』の選挙速報が発表され、これを受けて速報1位の荻野由佳、4位の岡田奈々、7位の太野彩香、9位の加藤美南が出演。今回の選抜総選挙では史上最多の339人が出馬し、速報では120位まで、6月16日の開票本番では100位までが発表されるが、これまで速報で名前が呼ばれず圏外だった加藤は「私は速報に1回も入ったことがなくて、速報後に泣いていたんですよ。だからそれを考えていま、報われた感じがする」と辛かった過去を振り返った。その速報が発表された時、加藤の隣にいたという荻野は「なかなかNGT48の名前が呼ばれなくて、『やばいね……』って二人で話していた。美南の顔もだんだん曇り始めて。あの時はすごく辛かったよね」と当時の様子を語った。
自己最高4位にランクインした岡田も、「速報がスロースタートだと本番までの期間にメンタルがえぐられるから。速報から入りたいってメンバーが多い」と明かすと、加藤は「速報で名前が呼ばれないと、本番までの期間、自分がどうすれば良いか全く分からない」と速報結果でメンタルが大きく左右されると話した。
速報が圏外で落ち込むのは本人たちだけではないようで、番組リスナーから『速報で応援している子の名前が呼ばれませんでした。こういう時はどう声を掛けたら良いんでしょうか?』というメールが届き、スタジオのメンバーらが本音でアドバイスした。
加藤:圏外だったときに言われて一番嬉しかったのは『大丈夫!まだこれから』って言葉。『大丈夫?』とかじゃなくて“ついているから安心して!”って感じがね
荻野:強気でね
たかし:まだ速報だしね
岡田:まだ10日以上あるからね
荻野:落ち込んでいたら『大丈夫だよ!』って強気できてほしいですね
加藤:“俺が入れてやる!”みたいなファンの方がいてくれたら凄く安心する
岡田:気を使って声を掛けないよりはね
たかし:メンバー同士で声は掛けないの?
岡田:ありますあります
たかし:でもさ、荻野ちゃんは1位じゃん?『1位の人に慰められても……』って思わないの?
加藤:いやいや!嬉しいですよ。だってそれは努力の結果だから、それは皆で褒め合ってね
たかし:大人だね
岡田:NGT48ってステキ。メンバーの結果を自分のことのように喜べて
荻野:そうなんです!楽屋でも皆で喜んでいるから、凄くいい雰囲気だなあって思います
自分が落ち込んでしまった時も、遠慮なく声を掛け、明るく強気で励ましてほしいと語ったメンバーたち。この後、ファン代表のたかしに、岡田が「応援している子が速報で名前を呼ばれなかったら、たかしさんは何て声を掛けますか?」と質問すると、たかしは「車売るわ……みたいな」と答えると、スタジオは笑いに包まれた。
ほか、番組では速報1位の荻野がいまの心境を語る場面や、速報3位の宮脇咲良(HKT48)、2位の松井珠理奈(SKE48)からのメッセージ紹介、自分自身では何票投票するかなど、時間いっぱいまで総選挙トークを繰り広げた。また、6月13日(水)深夜25時から放送の「AKB48のオールナイトニッポン」では、6月16日(土)に行われる『AKB48 53rdシングル世界選抜総選挙』の直前スペシャル番組が放送される予定となっている。