5月28日(月)、劇作家・演出家の根本宗子と役者兼モデルの長井短(ながい みじか)がパーソナリティを務めるラジオ番組「根本宗子と長井短のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)が放送され、先日東京ドームで開催されたももいろクローバーZの10周年記念ライブを観に行ったという根本が、その感想と自身の劇団の10周年に向けた思いを語った。
ファンの一人として、かれこれ7年程ももクロを追い掛けているという根本。同じグループを長い期間追い掛けてきたことによる思い入れの深さに加え、4人体制となったももクロを初めて目にするといったこともあり、根本はメンバーがステージに現れた瞬間から大号泣したといい、ステージの上で起きた様々な光景についてももクロのこれまでの軌跡を思いながら熱烈に語った。
今年で結成10周年を迎えたももクロだが、根本も来年、自身が主宰・作・演出を務める劇団・月刊「根本宗子」が10周年を迎えるという。今回ももクロのライブを観て大切なことに気がついたという根本は、自身の記念の年を迎えるにあたり決意を新たにした。
根本:10年をどれだけ濃密に過ごしてきたかで、10周年の感動が変わるなって思ったの
長井:うんうん
根本:(ももクロは)本当に休みなくいろんなことがあって、もちろんメンバーがいなくなったりとかもあったし。リリースも結構なハイペースでしているし、ライブアイドルだからライブもめちゃめちゃやっているし。でも疲れなんて見せないから、すごいなって思って
長井:すごいよね!
根本:私も、まぁももクロに比べたら全然休んでいますけど、劇作家の中ではかなりの稼働している方なのよ
長井:うんうん
根本:仕事入れすぎじゃないか?とか、休めば?とか言われるんだけど、私は休むのがあんまり性に合わないというか
長井:う~ん、そうね。休むっていってもピンとこないよね
根本:毎月(新作の)演劇をやったこともあったし、毎月イベントをやるっていうのは今も続けてるし。そうやっている方が、“○○周年”ってなったときに、ずっと観てきたお客さんの思いみたいなのが変わるなって
長井:そうだね、やっぱり接触した数が多くなるし
根本:そうそう、いろんなことを思い出してもらえるんだなって思って。やっぱり私は、(作品を)書ける限りは書きたいし、演じられるだけ演じたいなっていうのを、ももクロのライブを観て思った
長井:へぇ~いい話だね~!
お客さんに熱い気持ちで10年を迎えてもらうためにも、できる限り頑張って活動していきたいと話した根本。さらに、今回のももクロのライブが、「これまでリリースしてきた120曲を1日で聴かせる」といった趣旨だったことを受けて「私も、今までの演劇をダイジェストでお送りしていいかな?」と話し、スタジオの笑いを誘った。