人気俳優・健太郎、尊敬するアーティストから受けたアドバイスとは
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6月16日(土)深夜、俳優の健太郎がパーソナリティを務めるラジオ番組「健太郎のオールナイトニッポン0(ZERO)」が放送され、来る6月30日に21歳の誕生日を迎え“ハタチ”という年齢を終える健太郎が、ゲストに登場したラップグループ・MOROHAのアフロ(MC)とUK(ギター)から今後の生き方についてアドバイスを受けた。
今回の番組は、健太郎が最近よく聴くアーティストということでMOROHAの二人がゲスト出演。MOROHAは2008年結成の2人組で、鋭いギターの音色と突き刺さる言葉のMCで、人間の弱さや醜さを含めた真実に迫る音楽を奏でるアーティスト。映画『アイスと雨音』の主題歌『遠郷タワー』や、現在放送中のドラマ『宮本から君へ』の主題歌『革命』などが話題となっている。健太郎も彼らの音楽に魅了された一人で、「人間のダサい部分、かっこ悪い部分、醜い部分はどうしても隠したがるんですけど、そこをストレートに乗っけている歌詞がすごく好きです」と熱烈に語った。
番組では、そんなMOROHAの名前の由来や結成時のエピソード、二人が大切にしている言葉について迫った。そして最後に健太郎は、現在ハタチの自分に対するアドバイスを二人に求めた。
健太郎:最後にハタチの僕に、こうした方がいいよっていうアドバイスをいただけたりしますか?
アフロ:照れずにやる。照れだけは不要
健太郎:その心は?
アフロ:照れは逃げだから
健太郎:確かにそうですよね。僕も最初お芝居をすることに対して、自分がやったことのない場面だったりすると、恥ずかしいと感じてしまって上手いパフォーマンスができないことがあったんですけど、そこを照れずにやるっていうことですよね?
アフロ:好きな女の前に立ったときとかね。好きな女の前に立ったときに、一番恥ずかしい言葉を使って告白する。俺はそういうやり方をずっとしてきたから。恥ずかしがっている俺の姿も含めて受け取ってくれるっていうのが、俺は人だと思うから
健太郎:うんうん
アフロ:金がほしいとかいい女抱きたいとか、そういうのって口にしづらいと思うんだけど、照れとはちょっと違うけど自分の欲望として認めて、それもエネルギーにやっていく。それがハタチとか若い人たちに培われたら、きっとすげーやつがどんどん出てくるんじゃないかなって思う
健太郎:照れずに……ですね
アフロ:やだよ、UK、なんか説教くさくなっちゃった
UK:ね?(笑)
アフロ:俺一番イヤなんだよ~こういう(説教くさくなる)の!(笑)
健太郎:あはは(笑) いや、でもすごい刺さりました、今!
思った以上にマジメな話になってしまい、「偉そうなこと言っちゃったよ(笑)」と若干の後悔を滲ませたアフロ。またUKも、「気楽に生きたらいいと思う。いい飯食っていい女抱いたら、それでハッピーじゃん。それがあと20年続くと思ったらすごく幸せじゃない?それでいいんだよ。」とハタチの若者に対する自分なりのアドバイスを送った。
番組情報
番組でオンエアする楽曲は、伊藤健太郎自らが選曲。アナログプレーヤーで自らの手でレコードを再生することもあります。若さがみなぎっていてチカラ強いけど、どこか抜けてて微笑ましい! そんな伊藤健太郎のオールナイトニッポンゼロ、ラジオのオンエアを楽しむもよし、radikoのタイムフリーで楽しむもよし!ミックスチャンネルの動画配信で、スタジオの様子をご覧いただいてもOKです。