6月27日(水)、ラジオ番組「AKB48のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)に、『AKB48 53rdシングル世界選抜総選挙』で選抜入りを果たしたHKT48の宮脇咲良(3位)、AKB48の横山由依(6位)、AKB48の高橋朱里(12位)、AKB48・STU48の岡田奈々(5位)の4人が生出演。総選挙を振り返り、それぞれが今感じていることについて語った。
6月16日、愛知・ナゴヤドームで行われた『AKB48 53rdシングル世界選抜総選挙』で14万1,106票を獲得して3位にランクインした宮脇。自身にとっては過去最高位の獲得となったが、昨年まで3連覇を果たし今年は出馬しなかった指原莉乃に続く“HKT48の4連覇”はならず、「さっしー、ごめんなさい」と悔し涙を流していた。
その時のことを、「14万票って聞いた時、本当にファンの方は私を1位にさせたいんだなっていう気持ちが伝わって」と10万を超える自身最多の投票数に驚いたと振り返った宮脇。番組では、出演メンバー4人が開票イベントで行ったスピーチがダイジェストで流されたが、これを聞いて宮脇は「あの時は何も聞こえていなかったから、こんなにたくさんの人が歓声を上げていてくれたんだなあって思う」と客席の歓声の大きさに驚いた様子。さらに、「1位を目標にしていたので順位は達成できなかったんですけど、ファンの方からの愛やメンバーが支えてくれたり、順位以上のものをもらえた総選挙だった」と充実した総選挙だったと感想を話した。
宮脇は開票イベント前から「私にとって最後の選抜総選挙。悔いのないよう、最後まで走り抜きます」と宣言しており、イベント当日のスピーチでも「自分の誇りを胸に、私は総選挙を終わらせようと思います」と、今回で総選挙から身を引くとしていた。
これに対し、番組リスナーから「 “最後の総選挙”と言っていた気持ちは変わっていませんか?」というメールが届くと、宮脇は「変わってないですよ。私はやり切ったなと思います」とキッパリと回答。続けて「総選挙は苦手だったけれど、今年の総選挙が一番愛をもらえて愛にあふれたイベントだと気付けたんです。今までは順位を付けるなんて残酷だ、って思っていたから。初めてポジティブに思えた総選挙だった」と、特別な感情を得られたことを明かした。そして念を押すように「この気持ちのまま最後、終わりたいと思って。最後にしようって。気持ちは変わってないです」と選抜総選挙からの引退を改めて明言した。