6月29日(金) 深夜放送のラジオ番組「上白石萌音 good-night letter」で、パーソナリティの上白石萌音が、受験に悩むリスナーからの相談に答え、この夏大学入試に挑む受験生たちにエールを送った。

“お返事ナイト”と題してリスナーから届いたメールを読み、それぞれに返事を返していった今回。上白石が出演するミュージカル『ナイツ・テイル―騎士物語―』のチケットを入手したリスナーからの喜びの声などが届く中、それとは対照的に、受験勉強で思うように結果が出せず落ち込んでいるというリスナーからの相談メールが届いた。

かつて大学受験を経験し、現在は大学生として生活する上白石。そんな自身の経験を踏まえつつ、上白石は受験生の先輩として、悩める後輩にアドバイスを送った。

（メール）
「僕は高校3年生で今年大学受験をします。受験勉強の1週間の疲れを癒そうと、最近この番組を聴き始めました。志望校は、なんとあの東京大学。模試で良い判定が出なくて、苦しいです。自分では勉強しているつもりでも、他の人は今もっと頑張っているのかなと考えて、考え出すと止まらなくなることもあります。そんな苦しいとき、上白石萌音さんだったらどんな風に気持ちを立て直しますか？」

「そうよね、苦しいよね……。勉強って一人でするものだから。でもやっぱり模試だと、何人中何人ってハッキリ結果が出るわけじゃないですか。誰かと勉強する人もいるかもしれないけど、基本1人だから比べなくていいのに、やっぱり比べちゃいますよね。シビアだからね、受験ってね。

でも、その人にとっての“頑張れる適度な勉強量”ってあるはずなんですよ。だから、例えばA君が1日10時間勉強して最高に頭に入るというとき、私は4時間しかやってない、どうしよう……って思うかもしれないけど、多分あなたにとっては4時間が一番いいなと思う量だから。勉強した”時間”とか、解いた問題の”量”で比べなくていいと思います。ちゃんと頭の中に入れて、ちゃんと分かっていくっていうのが大事だと思うから。

まだ夏は始まったばかりですし、ここからだし、自分と向き合って、人と比べずに一歩一歩頑張っていってください。うん、大丈夫です！ もし、もうダメだと思ったら、枕に顔を埋めて絶叫してください。それで大抵のことは吹き飛びます。……私が単純だからかな？あはは(笑) 受験生、頑張ろう！頑張って、受験生の夏！」

他の人のことが気になって焦ってしまうという受験生に、人と比べずに頑張ることが大事とアドバイスした上白石。ほかにも、上白石の楽曲『Sunny』を目覚まし音に設定して起きているというお便りに対し、喜びを語るとともに実際に楽曲を番組内でオンエアするなど、リスナーとのやり取りを楽しんだ。