7月12日（木）深夜放送の、ニッポン放送『ミュ～コミ＋プラス』（パーソナリティ：ニッポン放送アナウンサー吉田尚記）にアニソン・ヴォーカル・アイドルユニット「i☆Ris」としても活動している、声優の芹澤優が出演し、現在放送中のTVアニメ『中間管理録トネガワ』で「ざわ…」の声を収録した時の様子を語った。

福本伸行が週刊ヤングマガジンで連載中の人気漫画『カイジ』シリーズのスピンオフ作品として、7月3日より毎週火曜日深夜、日本テレビAnichU枠にて放送が開始されたTVアニメ『中間管理録トネガワ』。

福本伸行原作の漫画といえば登場キャラクターがざわざわしている時の心理描写として使用される「ざわ…ざわ…」という独特の擬音が特徴的だが、スピンオフアニメ化となった本作でもその表現方法は健在で、文字などではなく、実際に人の声で「ざわ…ざわ…」と入る演出が取られている。

『中間管理録トネガワ』のアフレコに参加し、実際にこの擬音部分の声を収録してきたという芹澤が、その現場の様子を語った。

吉田：芹澤さん『中間管理録トネガワ』に出演していましたよね。

芹澤：そうなんですよ、第1話にね(笑)

吉田：作品の中で、原作漫画だと「ざわ…」って文字で書いてあるだけじゃないですか。でもアニメでその「ざわ…」を芹澤さんが言っていたんですよ。

芹澤：そうなんですよ。一応女の子のモブ役みたいなものもやっていたんですけど、本役は「ざわ…」でした(笑)

吉田：あはははは(笑)

芹澤：私の本役は「ざわ…」ボイスですよ(笑)

吉田：芹澤さん以外のキャスト陣に川平慈英さんや、萩原聖人さんなどがいらっしゃる中で(笑)

芹澤：もう現場がめちゃくちゃ豪華な人たちばかりで、みなさんすごい真面目にやっているのに、私がマイクの前で「ざわ…ざわ…」って(笑)

吉田：え、あれって生で（他の声優と一緒に）やってるんですか？

芹澤：やってるの！あのアフレコ現場バカだから！(笑)

吉田：あはははは(笑)

芹澤：しかもすごい説明不足で「あ、じゃあお願いします」みたいな感じでアフレコが始まって。「ざわ…」の番になったらマイクの前に行って、みんな真面目にやってるのに「ざわ…ざわざわ…ざわ…」って言って、セリフが終わったらスーッとはけるみたいな(笑)

吉田：へぇー！(笑)

TVアニメ『中間管理録トネガワ』のアフレコ現場で「ざわ…」の声を収録し、その手法に驚かされたと語った芹澤。また、場面に合わせて「ざわ…」の言い方も変えていたと語り、吉田を感心させていた。