8月8日(水)深夜放送のラジオ番組「AKB48のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)に、7月末にグループの卒業を発表したNMB48の山本彩と、彼女と親しい間柄であるAKB48の横山由依・高橋朱里の3人が出演。山本が2人に事前に卒業することを告げたときの様子を明かした。
横山は2012年から2013年にかけてAKB48とNMB48を兼任しており、山本とのコンビはファンから「横山本」という愛称で親しまれている。また今回の高橋の番組共演も山本のリクエストによるもので、番組内で「仲良しです」と明言するほどの間柄。
7月30日、東京・中野サンプラザで行われたNMB48の全国ツアー初日公演で、山本はグループから卒業することを電撃発表したが、横山と高橋は事前に山本から卒業することを明かされていたという。山本は卒業発表までは誰にも言わない、という考えもあったそうだが、自分が卒業を告げられる立場だったら辛い思いをするのではないかと思い、言える人には伝えるという考えに改めたそうだ。
横山:(高橋)朱里はどういう風に(卒業について)言われたの?
高橋:歌番組の空き時間、彩ちゃんと一緒に映画を見に行って、大号泣して目がパンパンだったんですけど、その後、メイクし終わったら彩ちゃんから『お知らせがある』って言われて。でも、私は(卒業を告げられると)感じちゃっていたんです。これまで、『話がある』って言われるたびに『絶対に卒業だ!』って思っていたから。それで洗面台みたいな所に行ったら『卒業の発表をする』って言われて、映画以上に大号泣して。その日の歌番組は、泣いてブスになって
横山:大悲報だもんね
高橋:そんな気はしていたから受け入れられると思っていたんですけど、ぜんぜんダメでした。でも、卒業をするのではないかと感じ始めてから凄く長いので、ここまでよくグループにいてくれたというか。やっと彩ちゃんが……っていう気持ちもありましたね
横山:私は流しそうめんの動画を(ツイッターに)あげたんですけど、そのときに卒業の話を聞いたと思っている人が多くいるんですが、その時には聞いていなくて。(※7月末、横山が山本と流しそうめんをしている動画をツイッターで公開している)
山本:本当はその時に言おうと思っていたんですよ。でも、他にスタッフさんがいたからちょっと言えなくて。卒業の話をするためにもご飯に誘ったけれど
横山:そう、珍しいもんね
山本:でも、卒業の話をする雰囲気にならなくて。結果、ラインになっちゃった
高橋:え!? そうなんだ!
高橋は山本との映画鑑賞後に、そして横山はタイミングが合わずラインで卒業の報告を受けたと明かした。山本からの「卒業を発表します」と書かれた文面を見て、家のソファーで1人で泣いたという横山。返事には「グループに対しても本当に1番真っ直ぐに取り組んできた感じがあるから。ちょっとでも楽になるのかな。自分のことだけを考える時間がくるのかと思うと、すごく良かったなと思った」というような内容を綴り、この横山の言葉を読んだ山本も泣いてしまっていたという。
また番組では、NMB48メンバーの反応や、今のグループの雰囲気、卒業コンサートへの思い、自身の家族の反応などについて語った他、NMB48としてデビューしたてで初々しい山本が出演した過去のオールナイトニッポンの音源も公開された。