災害時に備えておくべき大事な「知識」と「備品」
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9月5日(水)、俳優・モデルとして活躍する敦士がパーソナリティを務めるインターネットラジオ『敦士のオールナイトニッポンi』第58回が配信され、先日神奈川県川崎市で行われた防災訓練に参加してきたという敦士が、災害時に備えて用意しておくべき知識や備品などについて語った。
防災の日である9月1日(土)、tvk(テレビ神奈川)で川崎市の広報番組にレギュラー出演している関係で、『第39回九都県市合同防災訓練』に参加してきたという敦士。訓練の模様を見たり防災意識を高める上で必要なことを学んだりしてきたそうだが、これまで大きな災害を経験したことがないという敦士は、この度の訓練に参加したことで、改めて防災について考えるきっかけになったという。
防災訓練では、地震が起きたときに備えた体を守る方法や逃げ方の訓練や、負傷者を応急救護する訓練、初期消火の訓練など、様々な内容について教わったそうだが、そこで学んだ「災害時に向けて備えておくべきこと」について敦士は語った。
「自分たちが被災したときに大事なのは、アウトドアの知識なんだなと思いました。パスタってお湯で茹でなきゃいけないってイメージあるじゃないですか。例えば、フリーザーバッグにパスタ入れてお湯入れておくだけでも、パスタってちゃんと食べられる状態になるんですよ。
あとは、高密度ポリエチレンを使ったビニール袋があって、そこにお水と、お米やパスタを入れて、お湯を沸かした鍋に入れると、ちゃんと熱でご飯が炊けたりパスタが茹でられたりする。通常パスタを茹でると水が濁ってしまうけど、そういう方法を使えば濁ることもないので、水も無駄にならないので、そういった活用方法もありますね。
アウトドアの知識、外でも生き延びる力ですよね。人間って本来そういうものを持っていると思うので。今の現代社会、いろんなものが溢れていていろんなものに頼ってしまっていますが、そういった知識も必要だなと思いました。
あといろいろな防災グッズも売っておりますが、やはり大事なのは、自分で自分の身を守れるものですね。例えば、凍え死にしないための防寒具とか、ご飯やトイレといった生活必需品ですよね。それは大事だなと思っていて。
今の保存食ってよく出来ていて、本当に美味しくなっているんですよ。しかも数年賞味期限が持つものが出ていて、五目ご飯やペンネパスタなどが、お水を入れるだけでできちゃうんです。カセットコンロがあれば、温かいご飯を食べることもできます。
そういった備蓄というのは、人数×3日分用意してくださいって言われているんです。お水やご飯、甘いものが食べたいのであればクッキーを用意しておくとか。結構な量ですけど、それぐらいの備蓄はしておかないといけないそうです。もちろん作り方が分からないと、とっさのときにはどうしようもないので、買ったものが賞味期限切れしそうになったときに、それを食べてみるのもいいと思います。
ほかにも小さいお子さんがいるお家は、おむつのストックとか、子供が食べられるような食材なども要りますよね。口から細菌が入って病気になってしまう方もいるので、歯ブラシもすごく大事だそうです。そういった身近なもの、持って逃げられるものを、リュックに入れてストックしておくのが、すごく大事なんだなと思います。」
ほかにも大事なものとして、懐中電灯、携帯用のハンドル式充電器、情報源となる携帯ラジオなども挙げられた。また、被災地には救援物資が送られることが多いが、もし首都圏など多くの人が集まる地域で災害が起きた場合、行き渡らない可能性が極めて高いことも敦士は示唆し、自分たちで備えておくことの大切さを改めて訴えた。
最後に敦士は、今回防災訓練に参加したことを受け、「皆さんもぜひ、防災訓練に行ってみてください。(防災に対する)意識がだいぶ変わります。そうして意識が変わった人が1人でも増えれば、それは頼もしいことですよね。」と話し、訓練への参加を呼びかけた。
このエピソードの全貌は、Webラジオ『敦士のオールナイトニッポン』第58回で聴くことが出来る。
番組概要
番組名:敦士のオールナイトニッポンi
パーソナリティ:敦士
第58回URL:https://i.allnightnippon.com/p/e_anni_atsushi_058