女優・上白石萌音、竹中直人に「ダッシュの速さ」を褒められる

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9月7日(金)深夜、女優・上白石萌音がパーソナリティを務めるラジオ番組「上白石萌音 good-night letter」が放送され、現在、公演中のミュージカル『ナイツ・テイル―騎士物語―』の東京公演を終えた上白石が、リスナーから届いた感想を読みながら今の心境を語った。

女優・上白石萌音、竹中直人に「ダッシュの速さ」を褒められる

ミュージカル『ナイツ・テイル―騎士物語―』はギリシャのアテネを舞台としたミュージカル作品。戦争後にアテネに捕虜として連れてこられた二人の騎士・アーサイトとパラモンを中心に描かれたストーリーとなっており、上白石は、二人が捕らえられている牢番の娘を演じている。

7月27日から8月29日までの間、帝国劇場で公演を行っていた上白石。9月18日からは梅田芸術劇場メインホールで大阪公演がスタートするが、上白石は今、東京公演が終わってしまった寂しさでいっぱいだという。大阪での公演を控えている状況にも関わらず喪失感に陥っている今の自分について、上白石は、「大阪公演までの期間ですら寂しいなんて。アツアツのカップルみたいですね (笑)」と寂しげに語った。

また今回の放送は、東京公演を終えて初の番組収録ということで、実際に作品を観に行ったリスナーから感想のメールが多数寄せられた。劇中では上白石がステージを全力疾走するシーンもあるそうで、それについても感想の中で触れられたが、舞台を観に来たという俳優の竹中直人からも、同様のコメントがあったそうだ。

(メール)「ミュージカル『ナイツ・テイル―騎士物語―』、観に行かせてもらいました。萌音ちゃんの、心に刺さる歌、芝居、踊り、ダッシュの速さまで、一同に堪能できて最高でした。セリフからも歌からも演じている役柄の気持ちがすごく伝わってきて、演じるように歌う、歌うように演じる萌音ちゃんの凄さに圧倒されました」

「ありがとうございます。そう、“ダッシュの速さ”! いいところを見ていますね(笑) 劇中で、私が本気で全力疾走するシーンがあって。全力で走れ!とは言われていないんですけど、走るとなったら抑えきれないのが私ですからね。結構いろんな人に言われます、走るの速いねって(笑)

竹中直人さんが公演を観に来てくださったんですけど、感想の第一声で「走るの速いねー!あっという間に走り抜けていったねー!」って、すごく興奮して言ってくださいましたから。それくらい印象に残るのだなぁと思って。そう言われてからは、さらに心をこめて、全力を出して走るようにしております(笑)

今回帝国劇場では、本当に幸せな時間を過ごさせてもらいました。帝国劇場のステージに立つなんて、夢に思うことすらおこがましいと思っていましたから。そこで1ヶ月やらせてもらえたのは、1つ自信になるのかなと思いますね。本当に毎日キャストの皆さんに、低いところにいる私をグイグイ引っ張り上げてもらって、何とか同じ舞台に立てているような、そんな私ですけど。大阪ではもうちょっと成長した姿でまた舞台に立てるように、(再び公演が始まるまでの)この2週間、もっともっと歌やお芝居ともう一度向き合って頑張ろうと思っています」

帝国劇場での経験を胸に、大阪公演に向けてさらなる決意をにじませた上白石。その後上白石は、自身が演じる牢番の娘が“愛に生きる少女”という役柄であることから、“愛”をテーマにした楽曲、秦基博の『アイ』を生演奏で披露。また番組の最後には、来週のゲストに藤原さくらが登場することが発表された。上白石と藤原はプライベートで遊ぶほど仲が良く、その話題は度々この番組でも上がってきたが、そんな2人がどんなトークを繰り広げるのか、聴き逃がせない放送になりそうだ。

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