10月25日(木)深夜放送のニッポン放送『ミュ～コミ＋プラス』に、現在放送中のTVアニメ『火ノ丸相撲』で主役の潮火ノ丸役を演じている、声優の阿部敦が出演し、役作りのために自ら相撲に挑戦したと明かした。

週刊少年ジャンプで連載中の人気相撲漫画を原作として、今年の10月からアニメの放送が開始された『火ノ丸相撲』。作中に登場する、弱小の高校に現れた転校生・潮火ノ丸役を演じる阿部だが、あまり馴染みの無い”高校相撲”を舞台としたアニメの役を演じるということで、様々な研究を行ったという。

吉田尚記アナウンサー：高校相撲を舞台にしたアニメの声優を演じるということについて、その辺りはどういう思いだったんですか？

阿部：高校相撲というものをあまりこれまでしっかり見たことはなかったので、結構調べたりとかしましたね。独特な動きとかも多いので、あえて自分でやってみたりとかしました

吉田：阿部さんって役に臨むときにそういうことをするんですね、やってみるとか

阿部：特に自分に馴染みのないものとかは自分でやってみたほうが面白いし、知ってみると深みも増すので、ちょっとやったりはしますよ

吉田：実際に相撲を観に行ったりはしました？

阿部：行きました。このあいだ雑誌の企画で埼玉県にある栄高校相撲部の稽古場を見学させて頂いたり、埼玉巡業の方を見に行ったりとかして、結構相撲浸けの1日を過ごしたりとか

吉田：高校の相撲部ってやっぱり違うんですか？

阿部：いやー、すごいんですよみんな。体格もすごいし。ちょっと高校横綱の子とぶつかり稽古みたいなのをさせてもらったんですけど、俺より30センチぐらい背が高くて、体重も倍以上なんですよ。結構本気でやったんですけど全然本気で動かなくて（笑）

吉田：へぇ～！

自ら相撲の動きを研究し、実際に高校相撲の現場に行って稽古にも参加してきたという阿部。相撲を体験したことにより「入ってみると土俵が意外に小さい」という感想を持つなど、やってみないと分からないことが数多くあったという。