12月24日(月)、お笑い芸人のココリコ・遠藤章造と田中直樹がパーソナリティを務めるラジオ番組『ココリコのオールナイトニッポンPremium』が放送。田中がビックリしたという携帯ショップでのエピソードを披露するなど、クリスマストークで盛り上がった。なお、この日のニッポン放送では「ラジオ・チャリティー・ミュージックソン」の放送のため、「ココリコのオールナイトニッポンPremium」はネット局のみの放送となった。

「メリークリスマス！」という挨拶からスタートした今回。この日の放送前、遠藤は銀座・有楽町界隈を歩き、綺麗なイルミネーションを目の当たりにしていたが、一方の田中は、午前中から携帯電話ショップを訪れていたと語る。

田中：今日僕、携帯について色々聞きたいなと思って、携帯の店に行ったんですよ。午前中にね

遠藤：はいはいはい

田中：午前中からやっぱり人が多いんですよ。そんなに大きいお店じゃないんですけど、店員さんが3名ぐらい。で、お客さんが僕と既に若い女の子が1人。おばあちゃんぐらいが2人居て合計4人で

遠藤：うん

田中：僕が入った時には3人のお客さんがいて、店員さんが対応されていたんですよ。で、僕は携帯の事とか、iPadの事とか、店員さんと話をしてて。左側の方でずーっとおばあちゃんが何のトラブルか分からないんですけど、「メールが届くんだけど、メールが届く時に鳴る着信音が鳴らないんです」と（話していて）

遠藤：うんうんうん

田中：「普通、ボタン1つのオン・オフでメール着信音なんて、切り替えれそうじゃないですか？でも、そういう理由じゃなくて、どういう訳か分からないんですけど、着信音が鳴らない。なんとかならないか？」っていうやり取りをずっとしていて。「ああ～、そういうやり取りをされてるんだ～」と（思いながら）僕はカウンターでiPadの事とかについて店員さんと話してて。左の方のメール着信音が鳴らないおばあちゃんと店員さんのやり取りはずーっと続いてるわけよ。それで、（店員さんが）「じゃあ、こっちから（メールを）1回送ってみますね」と

遠藤：はいはいはい

田中：「やっぱり、鳴りません」と。で、（おばあちゃんの）ご主人さんが家にいらっしゃると。設定を変えたのでもしかしたら鳴るかもしれない。「じゃあ、ご主人さんからも1回テストメールをもらえますか？」と言って、ご主人さんからも、テストメールをおばあちゃんはもらった。「メールは届くんですけども、メール着信音は鳴りません」というやり取りがずっと聞こえて。店内でおばあちゃんは結構大きめの声で話しているので、店内にいる人全員がその事を知ってるわけよ

遠藤：うん

田中：で、（2人いたうちの）もう片方のおばあちゃんは、何かの請求メールがくると。「買った覚えがないのにメールが来るんです」って。「運送会社から、買ってもないのにメールで“○○円払って下さい”って届くんです」って。それって本当に架空請求で払っちゃいけないやつ、偽物だから

遠藤：まあ、そうだね

田中：もう片方のおばあちゃんはそれを不安がって聞いていて。オレはそれをニュースで観たからさ、それは違うよって思いながら。その間、もう1人のおばあちゃんはメールの着信音が鳴らないって話をずーっとやってる

遠藤：うん

田中：それで、あの手この手で店員さんがトライするけど、まあ鳴らないと。で、40分～50分ぐらいかな…

遠藤：結構な時間が経ってるね

田中：ずーっとオレは店員さんと、「iPadこれ欲しいんです」「これアクセサリーとして付けたらどうですか？」っていう時に「ティロリロリロリン」

遠藤：あ！

田中：「ティロリロリロリン」って鳴って

遠藤：左側から、うん

田中：おばあちゃんが店内に響くような声で「キターーーーーー！」

遠藤：ははははは（笑）

田中：ビックリして

遠藤：織田裕二さんばりの「キターーーーーー！」

田中：「キターーーーーー！」って。誰もが想像してないテンションでおばあちゃんからきて。全員が、何て言うかな、拍手こそしないよ、他人同士だから。しないけど、皆がおばあちゃんの方を見て絶対心の中で、「メリークリスマス」って呟いてたと思う。オレは少なくとも、メリークリスマスって呟いた。ビックリした、こんな声出るんやって

40分～50分もの間、悪戦苦闘した結果、着信音が鳴ったというお婆ちゃん。嬉しさのあまり、「キターーーーーー！」と叫んでしまったのだろうと田中は推察。続けて、「あんなイブもあるんだなと思いました」と振り返ると、遠藤は「色んなイブがあるよ、本当に」とリアクションし、自身のクリスマスエピソードも語った。