2月23日の「八木亜希子LOVE & MELODY」で、映画評論家の清水節が「アカデミー賞のゆくえ」を解説した。

今年の作品賞のキーワードは「黒人」。

マーベルのキャラクターが活躍する『ブラックパンサー』も人気。

また、天才黒人ピアニストがイタリア系用心棒を雇ってコンサートツアーへ出る『グリーンブック』は、 これまでのアカデミーだったら、絶対にオスカーを獲得したであろう作品。

そんな中、清水が本命だと予想するのは、メキシコが舞台の映画『ROMA / ローマ』。

この作品は、ネット配信で公開。そのため、「映画館で公開された作品」を条件とする賞レースにノミネートされないなど、物議を醸した。

しかし、昨年8月のベネチア映画祭では金獅子賞を獲得。アメリカでの上映館も徐々に増えてきているそう。

アカデミー賞がネット配信作品にどう向き合うかというのも、今回の注目のポイント。