指原らが9年間の思い出と感謝綴る「AKB48のオールナイトニッポン」最終回

By -  公開:  更新:

3月27日(水)深夜、ラジオ番組「AKB48のオールナイトニッポン」(ニッポン放送・25時~)の最終回が放送され、AKB48グループを代表して指原莉乃、峯岸みなみ、柏木由紀、大家志津香、宮崎美穂、横山由依、向井地美音の7人が生出演した。

指原らが9年間の思い出と感謝綴る「AKB48のオールナイトニッポン」最終回

それぞれが番組での思い出を振り返り、峯岸は7年前に指原がHKT48への移籍が発表された放送回のことをあげ、指原も回顧。昔の思い出や、既にグループを卒業して今では母になった、前田敦子ら元メンバーについても語った。

横山由依:「オールナイトニッポン」が今日で最終回なんですけど、色々あったじゃないですか? それぞれ印象に残っている思い出は?

峯岸みなみ:私、さっしー(指原)の……重大な時に横にいた。

指原莉乃:移籍の時?

峯岸みなみ:そう、横にいたよね? 秋元さんも同じ空間にいて。

指原莉乃:3人であの空間にいたの!? そっか、自分の中で記憶が改ざんされていて、あんまり覚えていなくて。秋元さんから言われたってことは覚えているんだけど、あの時の空間のことは忘れていたから。あっちゃん(前田)もいた気がする。あっちゃんが(途中でスタジオから)出て、入れ違いで(自分がスタジオに)入って
(※2012年6月15日深夜放送の「AKB48のオールナイトニッポン」で、総合プロデューサーの秋元康がパーソナリティを務めるスペシャル番組が放送。このアシスタントに峯岸、ゲストには卒業を控えていた前田、そして指原が出演。このときの放送内で秋元が、指原をAKB48からHKT48に移籍することを発表した。)

横山由依:2012年のことらしいですよ。

指原莉乃:AKB48で過ごした時間よりも、HKT48で過ごしている時間の方が長いんだよ。AKBにいたのは4年か5年くらい。

一同:ええー!

横山由依:そんなさしこ(指原)は、「オールナイトニッポン」で何が印象的だった?

指原莉乃:私が一人でパーソナリティをした時、秋元さんとか、映画「銀魂」の福田雄一監督が来てくださって、「AKB48のオールナイトニッポン」ってタイトルなのに、私もHKT48だからAKB48は誰も出ていない、おじさんとHKT48の番組だったときがあった。ねえ、小森美果を皆さんは覚えていらっしゃるかな?

横山由依:7期生の子ですよね?

指原莉乃:あの子がお母さんですよ? 信じられない

大家志津香:菊地あやかさんだって、いま3人目ですよ

指原莉乃:あっちゃんもね~。信じられるかい!? みーちゃん(峯岸)は、一緒にずっとやってきた人がママになっているんだよ。
(※峯岸みなみと前田敦子は、AKB48の1期生)

峯岸みなみ:それ、結構びっくりする。14歳から見ているしあっちゃんの感情の起伏を見てきたから、それが一人の子供を育てるんだと思ったら、すごいなと思う。聞いた話によると、『もう完全にお母さんだったよ』って聞いて、会ったら落ち込みそうだもんね、なんか。

指原莉乃:一瞬あったよね、あっちゃんが結婚した時に……

峯岸みなみ:あ……、そうだねえ(笑)

指原莉乃:結婚はメチャクチャおめでたいことだけど、みーちゃんはずっと(アイドルを)やってきているけれど、あっちゃんは卒業を経て結婚しているのに未だ現役で。その、時(とき)の進んでいなさというか……

宮崎美穂:自分が成長できていないんじゃないか って?

峯岸みなみ:人生とは? ってなって…

指原莉乃:(メールで)励ましあったよね。しーちゃんは(大家)同い年だよね?

大家志津香:私は前田敦子さんと同い年で。方やママでね。

宮崎美穂:それも凄いんじゃないですか?

指原莉乃:続けられることは凄いことだよ。

オープニングから30分ほど遅れて3期生の柏木由紀が登場すると、9年前の初回放送を1期生の高橋みなみ、小嶋陽菜との3人でパーソナリティを務めた思い出を語り、「ただの後輩だったから、その2人に混じって生きた心地がしなかった」と告白。柏木の誕生日の放送回でも、共演した先輩の大島優子や篠田麻里子から延々と2時間いじられたこともあり、「めっちゃ大変だった。でもいい思い出」と笑いながら振り返った。
番組半ばでは、10年後に再び「オールナイトニッポン」で再会できることを願い、「声のタイムカプセル」と題した企画を実施。指原が「誰が一番最初に結婚しているでしょうか?」と話を切り出すと、「指原が1番乗りで結婚する」にメンバーから3票入る。「勢いがあるもん」(大家)、「ポーンと結婚しそうだし、現実的にも卒業を発表しているから」(横山)と指原に投票した理由を明かす。指原が「(10年も経てば)もしかしたら何人も結婚しているかも」とつぶやくと、峯岸はあまり想像できない姿だったのか、悲鳴をあげていた。

番組の所々で、元メンバーの渡辺麻友が最後に出演した回や、大家が公開体重測定をした回など、懐かしの名場面をオンエア。ドッキリ企画で高橋みなみに電話をかけ、眠そうな声で電話に出る様子が紹介されると、同期の峯岸が「これはもう同期だから分かる。やってんな……」と、高橋がリスナーを意識して演技していると判定し、スタジオを笑わせた。

番組後半、指原が「オールナイトニッポン」、そしてこれまで応援をしてくれたリスナーへ感謝を綴った。「誰もがやりたい番組をこうやって9年間もやらせてもらって、それがまず有難かったし、こうして色んなメンバーにチャンスをいただいていたのは凄く大きいよね? まだ名前が知られていないメンバーも出してもらって、本当にもっともっと感謝するべきだったし、もっと話を練ったりするべきだった。いま考えても遅いけど、でもそれくらいいい思い出がある番組だったから。リスナーの皆さんにもいっぱいメールをいただいて、成長させていただいた。」この指原の一つ一つの言葉に、メンバーらは頷き、聞き入っていた。

エンディングではAKB48の楽曲「桜の花びらたち」が流れる中、横山が「『AKB48のオールナイトニッポン』9年間本当にありがとうございました。また戻ってくるそのときまで……」と代表して挨拶し、最後は全員で「バイバーイ!」と声をそろえ、2010年から9年間続いた番組に幕を下ろした。

ニッポン放送では、4月7日(日)よりAKB48の新番組「AKB48 2029ラジオ10年後の君へ」がスタート。毎週日曜日24時から30分間お送りする。

Page top