5月17日（金）深夜、お笑いコンビ・三四郎の小宮浩信と相田周二がパーソナリティを務めるラジオ番組「三四郎のオールナイトニッポン」（ニッポン放送・毎週金曜25時～）が放送。出演したライブで相田宛てに「とある人物」から差し入れが届き、それをきっかけにテンションが上がったと語った。

先日、所属事務所・マセキ芸能社のお笑いライブに出演したという三四郎の2人。ライブの開演直前、相田宛に“柿の葉寿司”の差し入れが届いたという。相田曰く、事前に差し入れが届くというのは稀なケースらしい。

相田：柿の葉寿司って分かる？ 柿の葉っぱでくるまっている、押し寿司みたいな美味いやつ。

小宮：はいはいはい。新幹線の中とかで食べる、ビールと一緒に。めっちゃ美味いんだよね、あれ。

相田：そうそうそう！ サバとかマスとか。あれと、塩せんべいと醤油とウェットティッシュが袋の中に入っていて。柿の葉寿司は5箱ぐらいあって、渋いな～と思い。

小宮：確かに。

相田：渋さ的に、落語とかの差し入れじゃん？（笑）

小宮：末廣亭のね。

相田：そう、寄席の差し入れじゃん。で、手紙が添えられていた。『三四郎・相田周二様へ』みたいに書いてあって。『やっと今回当たりました。これ差し入れです』って。

小宮：今、抽選になっているからね。

相田：なかなか当たらないから、『やっと当たりました』と。で、『柿の葉寿司は少しお醤油を付けて食べると美味しいです。でも汚れるのでお手拭きも入れておきます。もう一つは塩せんべいです。個包装なので適当に分けてください。母より』って書いてあったの。母ちゃんかよ！ って。

小宮：はははは（笑）

相田：母ちゃんが差し入れちゃってるよ。

小宮：どうりで渋いと思ったね。お母さん、抽選で来るんだね？（笑）

相田：そうなのよ（笑）。毎回応募していたのよ。それで、今回やっと当たって来れたから差し入れをくれたんだろうけど。いやいや、俺にチケットの取り置きを頼んでくれればいいのにさ。

小宮：そうだよね。

相田：そんな正規のルートで取らなくても。

小宮：旅行からは帰って来たんだね？

相田：そうそう、スリランカにね、ちょっと前に行っていたから。それで、オープニングに出てさ、舞台から客席を見渡して母親をすぐ見つけたんだけどさ。

小宮：全然分からなかった。

相田：本当に？ すぐ俺、見つけたんだけど。5列目、6列目ぐらい。なんかサングラスしてて、薄く色が入った（笑）

小宮：え！？ いつもそういうタイプの方じゃないよね？

相田：いつもそういうタイプじゃない。普通のメガネをかけていたりとか。サングラスって、何用？っていうね。

小宮：確かに。バレないようにってわけではないよね？ 差し入れを入れてくれたわけだし。こっそり、子供に内緒で来たわけではないもんね。

相田：そうね、顔を指されるわけでもないし。で、オープニングが終わって、楽屋に戻った。楽屋に戻ったら、（お笑いコンビ）フランスピアノのなかがわが『柿の葉寿司、めちゃくちゃ美味しいです』ってバクバク食ってくれていて。めちゃくちゃ嬉しいんだよ、家族が評価されるっていうのは。

小宮：確かに。

相田：家族が差し入れした柿の葉寿司を後輩が食って、『相田さん、美味しいです』って返ってくるって、めちゃくちゃ嬉しいのよ。こっちもテンションが上がって。それで出番になったんだけどさ、そういえば母の日に何もしてなかったなと思って。今日は良い所を見せなきゃなと思って、いつもより俺、気合入っていたのよ。だから、小宮が気付いているか分からないけど、いつもより声を出していたのよ（笑）

小宮：お母さんがいるから？

相田：うん、声張ってなかった？ 割と張り気味で、『届け！』と思って。笑い声をプレゼントしますよ、っていう。

小宮：プレゼント？ いやいや、ダサいな。

相田：息子の良い姿を見せたいっていう。

小宮：母の日のプレゼントは笑顔にさせるよって？

母親の差し入れを後輩芸人が美味しそうに食べているのを見て、テンションが上がったという相田。母の日に何もプレゼントしていなかった事もあり、出番の際には声を貼り気味でネタを披露したと明かした。また、後日母親から届いたというメールは『7月に旅行でロシアに行くから、キャビアを買ってくるね』と締めくくられていたと語り、『8月の事務所ライブのケータリングにはキャビアが並ぶかもしれない』と笑いを誘った。