King Gnu井口、メンバーを連れて実家で「田植え」体験
公開: 更新:
6月6日(木)深夜、4人組ロックバンドKing Gnu(キングヌー)の井口理(Vo./Key.)がパーソナリティを務めるラジオ番組「King Gnu 井口理のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週木曜27時~)が放送。長野県にある井口の実家に、ドラム&サンプラー担当の勢喜遊(せき・ゆう)や友人8人を招き、田植えをしたエピソードを語った。
実家に住む母親が趣味で米を作っていることから、田植え要員として大勢の友人を誘った井口。勢喜の他にも、美容師、King GnuのMVを作っている監督やプロデューサー、ラッパーなど総勢8人が快く引き受け、井口の家族と一緒に田植えを行ったという。
「田植えの前日、僕は名古屋でフェスがあったから、朝まで飲み明かして二日酔いで行ったんですけど、急遽来れなくなった人がいたから、継ぎ足し要因でKing Gnuのドラムの勢喜(せき)君に『一緒に行こうよ』って言ったら、快く来てくれて。二人でバスで3時間ぐらいかけ、実家に行ったんです。
実家に行ったら、(井口・勢喜とは別ルートで長野へ向かった友人らが)既にみんなが家の中にいて、お母さんがお土産をもらって『ありがとう』って。平和な光景が広がっていたんですよ。
田植えを始める前にはみんなで庭に集まって、母親が作った味噌おにぎりとか山菜を混ぜたご飯、とん汁を食べて、そんな光景がすごく良くて。苗は手作業で植えたから、8人が横一列に並んで、指で苗を泥の中に深く入れていきました。
ただ、友人の美容師の癖が強くて。鼻毛をあえて伸ばしたり、自分の持っている概念を全部捨て去るために、英語ができないのに英語の読み物しか買わないとか、そういう変わった人なんだけど。田植えのときには『俺は土と対話している』ってずっと隣で言っていて、まあまあ怖くて。田植えが半分ぐらい終わって、美容師(が植えた苗)の方を見たら、苗が一本だけひょろひょろと埋まって、水面に(残りの)苗がけっこう浮いちゃっていたんですよ。これでうちの米の収穫量が減ったなー、って思いました。」
集まった中には田植えが苦手なメンバーもいたそうだが、6時間ほど作業を続行。実家近くのコテージに泊まり、バーベキューや人狼ゲームをしたり、近くの山や井口が卒業した高校の校門で写真を撮り「『サマーウォーズ』みたいな写真が撮れて素晴らしかったんですよ」と、友人と田舎を満喫したことを報告。
さらに滞在中、美容師の友人が「ぜひお母さんの髪を切りたい」と申し出て井口の母親の髪を切り「鏡がなかったから窓に写っているお母さんを綺麗にしていて、その光景がすごく良くて」と回想。この穏やかな光景に「東京でできた友達が母に優しくしているさまが本当に感動して」と、心が洗われるような時間を過ごせたと語った。
なお、6月13日(木)27時から放送の「King Gnu 井口理のオールナイトニッポン0(ZERO)」では、井口が“大のポルノグラフィティ好き”を公言していることから「勝手にポルノグラフィティ20th Anniversary Radio」と題した企画を実施。今年20周年を迎えるポルノグラフィティを、番組独自の方法で祝福する。
番組情報
「King Gnu」のボーカルキーボード井口理が、毎週木曜日の深夜3時のオールナイトニッポン0(ZERO)を担当!とっても良い声で、とってもおもしろラジオをお届けします。