注目バンド Have a Nice Day! 美術家志望だったボーカルが音楽に転向したきっかけ

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6月25日(火)深夜放送のラジオ番組『ミューコミプラス』(ニッポン放送・毎週月−木24時~)に、ディスコロックバンド・Have a Nice Day!の浅見北斗が出演し、自身のアーティストとしてのルーツについて語った。

注目バンド Have a Nice Day! 美術家志望だったボーカルが音楽に転向したきっかけ

6月22日(土)には新曲『Smells Like Teenage Riot』を配信リリースするなど、”ディスコロックバンド”として勢力的に活動を続けているHave a Nice Day!。今年1月に公開された門脇麦主演の映画『チワワちゃん』の主題歌『僕らの時代』も話題を集めた。

その中でバンドリーダーを務める浅見は、過去に美術の専門学校に通って現代美術を学び、美術作家を目指していた時期があったという。

吉田尚記アナウンサー:学校は音楽系じゃなくて美術系に通っていたんですか?

浅見:そうなんです。美術作家を目指していたんですけど、けっきょく就職しました。仕事を続けながら作品づくりをしようと思っていたんですけど……

吉田:どんな作品を作っていたんですか?

浅見:絵を描くとかではなく、鉛筆の芯だけを残して削っていって、一本の芯を一つの彫刻として作品にするみたいな

吉田:そういうの大好きです(笑)

浅見:でも就職したらめちゃめちゃ忙しくて、作品づくりがだんだん出来なくなってしまって。そんな時に会社の先輩と「どうやらサンプラーっていう機械があれば音楽が作れるらしい」っていう話になったんです。そのとき24〜25歳だったかな? 日本語のヒップホップが好きだったので作ろうと思ってサンプラーを買って、そこからだんだん「どうやらシンセを弾くとメロディーが作れるらしい」「ライブをやるにはバンドが必要らしい」……と、どんどん今の形に広がっていったんです

吉田:音楽を始めたのはすごく後だったんですね

浅見:下手したら高校生とか大学生でみんなやっていることを27歳とか28歳で始めたので、大変でしたね

吉田:でも会社員や現代美術の経験が蓄積されているんですね

「社会人の忙しさは、5年間でしっかりとトラウマになった」と振り返った浅見。しかしながらその経験を活かすとともに、周囲の人々の助けがあって、次第に音楽活動が形になっていったという。

番組情報

ミューコミプラス

毎週月曜〜木曜 24:00 - 24:53

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