俳優・原田龍二でも農業を始めることは出来るのか!?
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原田龍二が7月24日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「DAYS」に出演し、農業への関心を高めた。
番組ではこの週「農家さん応援DAYS」と題して展開しているが、放送の前日23日には、「杉田農園」を営む番組リスナー・杉田さんのもとへ手伝いに行った原田。“原田龍二も農業を始めることはできるの?”というテーマの下、杉田さんに様々な農業の話を教わった。
まず、農業をスタートするには何から始めれば良いのかについて原田が尋ねると、
「首都圏では土地が一番の問題で、農地を増やすことが認められていないんです。宅地を農地に変換ができないんです。農地から宅地は出来ても、宅地から農地の登録って出来ないんです。農業をやるのは勝手です。でも、宅地で農業をやるのはいくらでも出来るんですけど、そうすると凄く高い税率の中で、農業やらなきゃいけなくなるので、採算的にはほとんど取れなくなっちゃいますね」
と杉田さんは回答。それを聞いた原田は、
「では農地の貸し借りは出来るんですか?」
とさらに質問。杉田さん曰く貸し借りは可能とのことで、
「今、貸借が可能になったので、それは出来ると思います。詳しくは農業委員会とかに聞かないといけないんですが、土地の貸し借りはできると思います」
との説明。
興味津々で質問を続ける原田は、
「やはりお金がないと出来ないものですか?土地があったとしても」
と現実的な疑問を杉田さんに直撃。
「お金よりも大事なのものは、やる気と忍耐ですね! お金があるからできるってのはないですね。ノウハウ自体も天候によって全部ズレてしまうので、私自身も完璧に出来たというのはほぼないですね。毎年毎年が勉強ですし、作り方も完璧な作り方というのは私もわからないです」
と農業も気持ちが大事だと熱弁。ますます農業への関心が高まった原田は
「農業に絶対に必要なものは何ですか?」
と質問。
「絶対に買わなきゃいけないものは種ですね。今ほとんどの美味しいといわれる野菜が、作った野菜からとった種で、同じものができなくなっているんです。種屋さんがいて、一代交配といって、一代でしか能力を表さない植物ばっかりなので、今、日本の農業は種屋さんが握っていると言っても過言ではなくて、種屋さんが種を売ってくれなければ、私らはほとんど何もできないんです。今美味しいと言われているものは、種もすごく高いので、トマトなんかは小さじ一杯でうん万円すると思います」
と日本の農業における意外な事実を杉田さんは明らかにした。
番組情報
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(月)安東弘樹DAYS/(火)中川家DAYS/(水)原田龍二DAYS