7月31日(水)深夜放送のラジオ番組『ミューコミプラス』（ニッポン放送・毎週月−木24時～）に、スリーピースロックバンド・UNISON SQUARE GARDENのトリビュートアルバムに参加している、ロックバンド・パスピエの大胡田なつきと成田ハネダが出演し、UNISON SQUARE GARDENの田淵智也とともにお互いの音楽への向き合い方について語った。

『ミューコミプラス』では、7月29日(月)から8月1日(木)までの4日間、7月24日(水)にリリースされたUNISON SQUARE GARDENの初のトリビュートアルバム『Thank you, ROCK BANDS! ～UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Album～』を特集。3日目となるこの日のゲストには、アルバム内で『場違いハミングバード』をカバーした、パスピエのボーカル・大胡田なつきとキーボード・成田ハネダが登場した。

また、楽曲の作詞・作曲を担当している、UNISON SQUARE GARDENのベース・田淵智也も出演。パスピエをデビュー前からライブハウスで観ていたという田淵が、UNISON SQUARE GARDENとパスピエの考え方の違いや、尊敬できる点などについて語った。

吉田尚記アナウンサー：田淵さんと成田さんは、すごく相性がいいんだろうなっていうのが分かりますね

田淵：影響をすごく受けています。成ちゃん（成田）は常に音楽をアップデートすることを考えていて、僕はどちらかというと現状維持というか、“ロックバンドは同じものをずっと出し続けてやって良い”という意地みたいなものがあるんです。でも成ちゃんは、アルバムを出すたびに話を聞くと「アップデートするんだ」って言うんですよね。毎回「田淵さんはこのアルバム好きじゃないと思うんですけど…」って言うのも、そういう理由なんだよね多分（笑）

大胡田：あはははは（笑）

成田：シラフの田淵さんに褒められるのって、こんなに嬉しいものなんですね（笑）

田淵：そういう成ちゃんの話を聞くと、俺も成長しなきゃいけないのかなぁって気持ちにいつもなるんですよね。こういう尊敬できる年下の人と喋ると気が引き締まります。「またこの人とお酒を飲んでもらえるように頑張ろう！ 」って

吉田：お酒なんですね（笑）

アップデートし続けるパスピエの音楽に、影響を受けていることを明かした田淵。また、番組の中では、田淵と大胡田が初めて会ったときのエピソードも語られた。初対面にも関わらず、田淵から曲や歌詞のことを“ガツガツ聞かれた”という大胡田は、全て見透かされているような気持ちになり、「この人こわい…！と思った（笑）」と話していた。