ロックバンド・パスピエ メンバーも困惑した作詞困難な楽曲とは!?
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5月14日(火)深夜放送のラジオ番組『ミューコミプラス』(ニッポン放送・毎週月−木24時~)に、5月22日(水)に5thアルバム『more humor』をリリースする、4人組ロックバンド・パスピエの大胡田なつきと成田ハネダが出演。独特の音楽性を有するパスピエの曲作りの方法を明かした。
パスピエでは、主に大胡田が作詞、成田が作曲を担当。成田が作ってきたデモ状態の楽曲をバンド内で膨らませていく作曲スタイルだというが、成田が作ってきた楽曲を聴いた時、大胡田がどう作詞をしていいか困惑することがあるという。
吉田尚記アナウンサー:成田さんが楽曲のアイデアを思いついて作曲して、それをバンドメンバーに伝えなきゃいけないんですよね? それって難しくないですか?
成田:そうなんですよ。だからまず僕がデモテープを作って、そこからバンドメンバーでアレンジしていくって形ですね。
大胡田:(成田が)ワンコーラスだけ曲を持ってきます。
吉田:毎回それで「変わった曲が来たな」みたいな感じですか?
大胡田:そうですね。この『more humor』に収録されている『ONE』っていう楽曲、最初のデモバージョンにはベースとギターが入ってなかったんだよね?
成田:そう、全部ドラムとシンセサイザーだけで作ってメンバーに渡したんですよ。
大胡田:だから最初本当にデジタル音楽みたいな感じで来て「待てよ、これ私はどうやって歌おう」って結構戸惑いましたね(笑)
吉田:ボーカルの大胡田さんにそれを渡すってことは、そこから歌が入るってことですもんね。
大胡田:そうですね(笑) だからそこからバンドがいつもやっている形に近づいていくまでは、歌詞とかも最初書けなかったですね。
成田が持ち込んできたデモ音源に、最初は戸惑って歌詞が書けなかったと明かした大胡田。結局、『ONE』の歌詞は、そのあとデモ音源をアレンジする中で、バンドで出てきたアンサンブルの雰囲気に合わせて歌詞を書いていき、ひとつの楽曲として完成させたと語っていた。
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