峯村リエ~「君には才能がない」と言われた養成所時代

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、女優の峯村リエが出演。舞台で女優をすることになった経緯について語った。


黒木)今週のゲストは女優の峯村リエさんです。峯村さんは劇団『ナイロン100℃』に所属なさっています。最初は俳優の養成所に入られたということですけれど、芝居をやりたいと子供のころから思っていらしたのですか?

峯村)そうですね。母親がとても舞台が好きな人で、小さいころからよく連れて行ってもらったのですよ。ミュージカルが多かったですね。劇団四季さんなどのミュージカルをよく観ました。

黒木)でも入られたのはミュージカルの方ではなく、芝居の養成所です。

峯村)養成所は演出部に入りました。自分が表に立って、お芝居をするなんてことが考えられなかったので。

黒木)制作側、クリエイティブな仕事がしたいということで、養成所に入られたのですか?

峯村)作家さんになりたくて演出部に入ったのですけれど、書いたものを上の作家さんにいくつか見てもらったら、「君は才能がないね」と言われました。

黒木)それは、いくつのときですか?

峯村)18歳くらいですね。

黒木)18歳の子に「才能がないね」とはっきりおっしゃるのですか?

峯村)そこの養成所は、演出部と役者の方が一緒に授業を受けるのですよ。それで、私も役者さんのリズムなどを勉強して、卒業公演も一緒にやりました。それでやって行くうちに、役者さんって楽しいなと思っていたところ、いまのナイロン100℃に犬山イヌコさんという女優さんがいて、その方も養成所が一緒でした。ケラリーノさんと犬山さんは昔から一緒に活動されていて、「今度劇団を作るから、リエちゃんも一緒にやらない?」と誘ってくれて、そこからですね。役者をやるようになったのは。

黒木)最初は舞台を主にやっていらしたのですか?

峯村)そうですね。

黒木)もともと演出部で作家を目指されていて、今度は自分が表舞台に出る役者になって行くわけですよね。どんな感じで過ごされていたのですか?

峯村)最初はまだ若かったですし、ケラさんや犬山さんが作る作品も破天荒というか、危険な舞台でした。大雑把に言うと、みんなで遊ぶ文化祭みたいな気持ちでやっていました。

黒木)では楽しかったのですか?

峯村)楽しかったです。

黒木)お芝居は教えてもらえるのですか?

峯村)劇団で最初、養成所で教えてもらったとおりセリフを言ったら、「つまらないから」と言われました。どうしたらいいのかわからないので、「棒読みで読んでやれ」と思ったのです。もう何も感情を入れないで。そうしたら、「それがいい! それが面白い!」と言われて、お芝居ってわからないな、と思いました。

黒木)何が役者を続ける気持ちにさせたのですか?

峯村)みんなとやっていて楽しかったというのがいちばんですが、舞台に立って拍手をいただいたときに、「何て気持ちがいいのだろう」と思いましたね。それで続けられたのだと思います。


峯村リエ/女優

■1964年3月24日生まれ。東京都出身。劇団『ナイロン100℃』に在籍。
■子供の頃から芝居好きの母親の影響を受け、さまざまな芝居を観劇。高校卒業後、俳優養成所『五月舎』の演出部に入所。
■ナイロン100℃結成時からのメンバーとして活躍し、数々の舞台に出演。テレビドラマ・映画への出演も数多く、大河ドラマ『真田丸』では茶々の乳母、大蔵卿局を演じて大きな話題に。堤幸彦監督作品にも数多く出演されている。
■2019年8月からは舞台『ブラッケン・ムーア~荒地の亡霊~』に出演。

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