テレビ番組「電波少年シリーズ」（日本テレビ）のプロデューサー・土屋敏男が、ニッポン放送「高田文夫と松本明子と松村邦洋のラジオビバリー昼ズ」に出演し、「進め！電波少年」の出演者であった松本明子・松村邦洋とともに、放送当時のエピソードを振り返った。

かつて大人気を誇ったテレビのバラエティー番組「電波少年シリーズ」の名物プロデューサー・土屋敏男が出演したこの日の放送では、「電波少年シリーズ」に関するクイズで松村と土屋が対決しながら、今では考えられない企画の思い出を振り返った。

まず出題されたのは「土屋が『銃に撃たれてもいい、当たらなければ』と言った、アラファト議長（元パレスチナ自治政府大統領）に会いに行く企画でデュエットした曲は？」というクイズで、正解は「てんとう虫のサンバ」であるが、このロケ時に松本は身体検査を受け、危険物を何も持っていないと証明するために全裸にさせられたことを明かした。

続いての「松村がアフリカの危険なマウンテンゴリラと対峙した時、〆谷浩斗ディレクターに言われた言葉とは？」というクイズの正解は、「死にたくなければ草を食え」。「ゴリラと一緒に行動すれば仲間と思ってもらえる」と〆谷ディレクターに言われた松村が、安全のためにヘルメットを被ったところ、「そんなゴリラいねぇだろ！ お前ゴリラに失礼だろ！」と叱られたと振り返った。

そして、「松村がチーマーを更生させようとした企画で、『エアマックス狩り』と戦った松村。あっという間にエアマックス（スポーツ用品メーカー「ナイキ」製のスニーカー）を取られましたが、あるものを死守しました。それは何？」というクイズが出題。答えは「靴の中敷き」だが、スニーカーの値段が高いので『エアマックス狩り』の若者に取られないために足の裏に接着剤を付け、抵抗したと話す松村。抵抗むなしくスニーカーは取られたが、中敷きだけが残ったとのこと。

松村：あれも池袋で全裸にさせられましたからね。今なら捕まってますよ。

土屋：中敷き以外全裸（笑）

松本：変態だよ（笑）

松村：で、急いでロケ車戻ろうとしたら、ロケ車が動いて行っちゃうんだから。

土屋：巻き込まれたくないから(笑)。テロップで『松村がんばれ』ってね（笑）

中敷き以外全裸にされ、ロケ現場に放置された松村。結局1人でタクシーに乗り、帰宅したが、領収書を持っていっても経費は落ちなかったという。撮影当初を振り返り、盛り上がった4人であった。

高田文夫のラジオビバリー昼ズ
FM93AM1242ニッポン放送 月～金 11:30～13:00
（7月26日放送より）