元週刊文春エース記者でジャーナリストの中村竜太郎が9月3日(火)、ニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」に生出演。8月25日にCHAGE and ASKAのASKAが、脱退を表明したことについて独自の見解を明かした。
【2人しかいないのに“脱退”のワケ】
ASKAは、8月25日に公式サイトで、これまでの活動に感謝を述べたうえで、『今後の活動を継続していく中で、CHAGE and ASKAというグループを維持していくことが最善の選択なのか、ASKA及びスタッフ一同で話し合った結果、デビュー日という本日をもちまして、CHAGE and ASKAからの脱退を選択することとなりました。』と脱退を表明した。
これについて中村は「2人しかいないのに“脱退”という言葉を使ったのが、2人の心の溝を感じた」と述べた。また「これはあくまでASKAさんの言い分なんですが」と前置きした上で「交渉の際にCHAGEさんが、代理人弁護士を立てたそうで、直接心を向かい合って話せなかったのではないか」と明かした。
さらに、2009年に無期限活動休止を発表した話題に触れ「実は、以前にも解散するという話はあったんです。当時はASKAさんの方から、解散を提案したんですが、事務所の意向により、無期限活動停止という処置にしたんですよね」と解説。
【根底にあるのはお金の問題】
今回、ASKAが“脱退”を表明した根底にあるものはいったいなんだったのか。中村は「音楽グループにはありがちなんですが……」と言い添え、「どういう配分にするか? 均等にするのか? フロントマンだから多くするのか? 作詞作曲の配分は? と、金銭トラブルがあったのではないか」と分析。
そして「CHAGEさんは才能もピカイチなんですが、ヒット曲はASKAさんの方が多い」とし、「『CHAGE and ASKA』というブランドがあることによって、チケット収入、ファンクラブに会費を見込めることができ、事務所も潤う」と背景を解説。ASKAからすると「10年前から自分の名前だけで勝負しようとしていたのに、まだ『CHAGE and ASKA』でビジネスをしようとしているのか?」という疑念を持った可能性を示唆した。
CHAGE and ASKAはアジア圏でも人気があり数々のコンサートを開催している。ところが以前、海外公演を行った際に、使途不明金が発生するトラブルがあったという。「ありがちなのが、アーティストが稼いでいるはずなのに、『なぜ自分のところに入ってこないのか?』と不信感を持ったことで、これまで蓄積された鬱憤が今回の“脱退”に至ったのではないか」と分析した。
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