福原遥と寿美菜子が9月21日(土)、京都で開催されたイベントに登場し、10年前の自分を振り返った。
9月21日(土)・22日(日)の2日間、京都市で開催された「京都国際マンガ・アニメフェア2019」。メイン会場みやこめっせ隣接のロームシアター京都では、「京まふステージ」と称して様々なイベントプログラムが組まれ、初日・21日(土)の12時20分からは「映画『HELLO WORLD』 京まふスペシャルステージ」が行われた。これは前日・9月20日(金)全国公開となったオリジナルアニメーション映画『HELLO WORLD』のトークイベントで、キャストから福原遥、寿美菜子が登壇した。
作品の舞台である京都でのイベントということで、まず京都についての印象を聞かれた福原は「京都は、一人旅でも来るくらい大好きなんです。おいしいものを食べたり、神社巡りしたり……それこそ、『HELLO WORLD』に出てくる伏見稲荷神社にもよく行っていたので、(作品で描かれていて)うれしかったです」と笑顔でコメント。すると「私は地元が神戸で、京都まで30分くらいで来られる」という寿が、福原のひとことにも反応。「それこそ伏見稲荷で思い出したのは、私、京阪電車のCMに幼き頃に出させてもらっていて、伏見稲荷でその撮影したのを思い出しました」と寿が明かし、会場が涌いた。
続いて、作品の世界観についてトークを進め、“10年後の未来から自分が現れる”というストーリーにちなんで、「もし、10年前に戻って自分にアドバイスできるとしたらどんなアドバイスをしますか?」と2人に質問。まさに10年前にNHKEテレの料理番組の出演が始まったという福原は、「学んでおけばよかったと思うことが今になっていろいろあるので『そのときに学べることはちゃんと学んでおきなさい』(と言いたい)」と回答。そしてやはり声優活動が10年前にスタートし、『HELLO WORLD』のキャラクターデザインを務めた堀口悠紀子に出会ったのもその時期という寿は、「もう、『突き進め!』ですね(笑)」と力強く回答した。
ステージの終盤では作品の魅力について語り合い、「本当に展開が読めなくて、見どころがたくさんあるんですよ。一回見ただけでは気づけないことがたくさんあるので、何度も見て新しい発見をして、楽しんでいただけたらうれしいです」と福原が提案すると、寿が「自分にとって何が大切か、この映画を通してそういうことを考させられたので、みなさんも頭をフル回転しながら見ると、楽しんで頂けるんじゃないかと思います」とメッセージを伝え、40分間にわたるステージはフィナーレとなった。