国際お笑いコンビのパイオニア・パックンマックンが、結成当初の苦労を明かした。
11月10日のニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」に出演した、お笑いコンビ・パックンマックン。当初は“お見合い”的にお互いを紹介され、実験的にアメリカ人と日本人で結成されたコンビも、結成23年だ。
コンビを結成して5~6年目あたりから日本の笑いがわかってきたというパックンだが、
「マックンはなんで殴ってくるのか。ウケてるのになんで怒られるのか」
と、当初は思っていたという。というのも、アメリカでの笑いはボケたらボケっぱなしで、ツッコミ文化が無い。そこでパックンは、マックンとともに浅草へ寄席を観に行ったり、コント大会などを観に行ったとのこと。そうする中で、ツッコミの法則を理解していったパックン。そして、ボケ倒すパックンを的確にツッコむマックンだからこそ成り立つ、絶妙なバランスを構築した。
さらには“英語漫才”へも進出、ハリウッドのステージで英語で漫才をすることになった。その企画の中でマックンは、英語を全く話せないところから教室に通って日常会話ができるまでに成長。そして漫才では“客いじり”するまでに。
なおアメリカでは、普段とは逆にパックンがツッコミを担当することで成功したという。ツッコミは観客と同じ価値観を持ってないと共感が生まれず笑いが成立しないという、長年の2人ならでは経験をもとにした成果だろう。
鹿島プレゼンツ 笑福亭鶴瓶日曜日のそれ
FM93AM1242ニッポン放送 日曜16:00-17:30
番組情報
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