Creepy Nuts・DJ松永が吐露した「DJ」という職業についての悩み

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12月10日(火)深夜放送のラジオ番組『ミューコミプラス』(ニッポン放送・毎週月-木24時~)に、9月28日にロンドンで開催された『DMC World DJ Championships 2019』で優勝して世界一のターンテーブリストとなったCreepy NutsのDJ松永が出演し、DJという職業についての悩みを明かした。

Creepy Nuts・DJ松永が吐露した「DJ」という職業についての悩み

『ミューコミプラス』では、12月2日(月)から2週間スペシャルウィークとして『2019年 話題の人に会いたいよSP』という企画を開催中。前週にはアイドルグループ・ZOC(ゾック)、6人組エンタメユニット・すとぷりのジェル、アイドルでシンガーソングライターの眉村ちあき、声優の中村繪里子が登場した。

2週目の初日のボーイズユニット・CUBERSの末吉9太郎に続き、2日目となるこの日は、ニッポン放送で、毎週火曜日深夜3時からの『オールナイトニッポン0(ZERO)』を担当している音楽ユニット・Creepy NutsのDJ松永が出演。DJにまつわる、“ある悩み”について話した。

吉田尚記アナウンサー:DJの世界一ってすごいなと思う一方で、勝ち負けがどういうふうに決まってるのか分からないんですよ

DJ松永:難しいですよね。審査員もプロのDJたちなので、一般のお客さんは分からないですよね。お客さんからしても感情移入しづらいだろうなと思います

吉田:うんうん

DJ松永:逆に、フィギュアスケートってどうしてあんなに人気になったんだろうって。お客さんは技術的にどっちが上手いとか、今何に何回失敗したのかとか、どっちが上手いか分からないのに超人気スポーツじゃないですか。じゃあ“DJ”って、どうしたらそこまで行くんだろうって思いますよ

吉田:そこに悩んでるんですか。世界一にはなったけれど、凄さが生々しく伝わる方法がまだないと。じゃあ、松永さんは、他のDJを見ていて、「あ、ここに失敗したな」とかは分かるんですか?

DJ松永:分かりますね。リズムのズレとか、顔が焦っていたりとかで分かるんですけど。でもその披露しようと思ってる演目って、その人の頭の中にあるものだから、成功や失敗ってその人自身にしか分からないんですよ。だから、見てる側も100パーセントそれを判断できるかというと、違うんですよね。だから、お客さんにそれを判断させるのは難しいですね

吉田:一般のお客さんからは分かりづらい世界で一番になるのは、すごく大変そうですね

また、DJ松永はDJプレイ中にミスをしても、ヘコむことはないのだと語った。それに対して、「では日頃どのような場面でヘコむのか?」と聞かれると、DJ松永は「DJ以外の仕事はマジでヘコみます。ラジオとかテレビの収録とか」と答え、苦悩を吐露。DJで完璧にしようという自負が生まれたため、自身が満足できるラインが高くなり、他のことでは失敗に目がいくようになってしまったと心境を明かしていた。

『ミューコミプラス』では翌日以降も『2019年 話題の人に会いたいよSP』を開催。11日(水)は声優・速水奨と野津山幸宏、12日(木)はアニメ『PSYCHO-PASS 3』の監督・塩谷直義が出演。

番組情報

ミューコミプラス

毎週月曜〜木曜 24:00 - 24:53

番組HP

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