経済アナリストの森永卓郎が、大学入試共通テストの出題内容について持論を述べた。

萩生田光一文部科学相は12月17日、大学入試共通テストで導入予定だった国語・数学の記述式問題導入の見送りを発表した。これについて、12月18日のニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー！」に出演した森永が解説下。

「いまのセンター試験の問題はすごくよくできていて考える力についてもきちんとテストできるようになっているんですが、この記述式の例題を見るとしょーーもない！ こんなのなら、ちゃんとマークシートで同じものを聞けるだろうと思うんですよ」

では、大学教授である森永がテスト問題を作るならどのようなものにするのか。

「僕は大学で先生をやっていてテストを作ります。わたしの問題は『絵にしなさい』というものが多いです。例えば、今年の経済社会学の問題は『高度成長期、低成長期、そして未来の消費構造の変化を絵にしなさい』という内容。絵にすることで、その人が本質的に何を考えているかがよーくわかるんですよ」

垣花正 あなたとハッピー！
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