【写真 全27枚】「Creepy NutsのANN0」イベントに1万2千人! Zeebraの後輩愛あふれるサービスにリスナー歓喜

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2月9日(日)、東京・中野サンプラザで、ラジオ番組「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週火曜27時~28時30分)のイベント「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)『THE LIVE 2020 ~改編突破 行くぜ HIP HOPPER』」が初開催。会場には2,100人が、ライブビューイングは1万人を超えるリスナーが駆け付けた。

Creepy Nuts(DJ松永・R-指定)

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2018年4月に番組がスタートし、その反響から今回初開催となったイベント。

これまでに番組で、R-指定とDJ松永は「イベントでは映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を上映しよう」と宣言していたが、同作品のオープニングアニメーション映像が“本当に”流れ、会場からはクスクスと笑い声が響いた。

数分間にわたって「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のオープニング映像が流れると、R-指定が「長いこと人さまの映画で、あかんやろ! ムチャクチャやろ!」と演出にクレームを入れたが、DJ松永は「あと2分くらい見たらトム・ハンクスが出てくるから、もうちょっと見る?」と会場の反応を喜んだ。

Creepy Nuts(DJ松永・R-指定)

Creepy Nuts(DJ松永・R-指定)

タイトルコール後、Creepy Nutsがステージに現れると、R-指定が「権利関係どうしているの?」と、映画を上映したことについて尋ねると、DJ松永が「まじでちゃんと許可をとったんですよ! 続きが気になる方はDVDを買って見てくださいね」と舞台裏を明かし、2人が大好きな映画作品を改めてアピールした。

Creepy Nuts(DJ松永・R-指定)

Creepy Nuts(DJ松永・R-指定)

ステージ中央に、ラジオブース風のテーブルとマイクがセットされると、番組でもなじみの「ヒップホップニュース」のコーナーが始まり、「第62回グラミー賞」にて、合計5冠に輝いた女性歌手ビリー・アイリッシュを話題に、トークを広げた。

幕間のVTRでは、Creepy Nutsの敏腕マネージャーで知られる“森さん”が活躍。2回にわたり、米ロス在住の無名ラッパー“リル・コーリー”に、森さんが英語で出演交渉する様子が紹介される。1回目の映像では、リルの電話番号を手に入れた森さんが、何度も電話するが、留守番電話になってしまう。

Creepy Nuts(DJ松永・R-指定)

Creepy Nuts(DJ松永・R-指定)

この映像に、DJ松永が「リルとはもう絡まなくていいんだよ」と呆れ、R-指定も「せっかく風化しかけていたのに」と、無名人物へのオファーに不満げだった。

2回目のVTRでは、ついにリルと電話がつながり、森さんの「日本に来ていただきたい。ライブイベントに出てほしい」という依頼に、リルが「いいよ」と即答。しかしその後、「出演料はもらえる?」、「予算がないから、ノーギャラで出てほしい」、「そんひどい条件では出ない。バカにしているのか?」、「じゃあ、来るのは難しい?」、「そうですね」というやり取りがあり、残念ながらリルの来日は叶わなかった。

Creepy Nuts(DJ松永・R-指定)

Creepy Nuts(DJ松永・R-指定)

番組レギュラーコーナー「ラジオ・ヒップホップ」では、お馴染みの“チェケいじり”のリスナーメールが紹介され、R-指定が「こんな2,000人の前で、ヒップホップを“チェケ”でいじるな!」とため息交じりに指摘。

他にも、DJ松永に憧れてDJを始めたというリスナーから「いざやってみると、超難しい。初心者でも様になるプレイを教えてほしい」という質問が届くと、DJ世界大会で優勝したDJ松永が、実際に機材を使ってレクチャーする。

Creepy Nuts(DJ松永・R-指定)

Creepy Nuts(DJ松永・R-指定)

颯爽とスクラッチを披露したあと、「初心者でも、非常に簡単にできて、濃い技があるんです!」と、分かりやすく説明を入れながら教える。そして、舞台上にいるR-指定に「簡単にできるから」と試しにチャレンジをさせるが、いまいちの出来でDJ松永が「あ、ヘタだわお前」と評価。R-指定が、DJセットを触って思い出したことがあると言い、「一個だけ告白していい? 俺が松永さんの家に泊まっていた時、デリヘルを呼んで、お姉さんから『ターンテーブルできるの?』って聞かれて、勝手にやったんだけど。『すごーい!』って言ってくれた」と、勝手にDJ松永の機材で遊んだと告白。DJ松永は「ばかだな、お前……」と苦笑いだった。

Creepy Nuts(DJ松永・R-指定)

Creepy Nuts(DJ松永・R-指定)

リスナーの案で今回特別に実現したコーナー「THE地獄」では、会場客に1対1のフリースタイルバトルをさせた。R-指定が「素人のラップは、やる方も見る方も地獄」と、乗り気じゃないと告げると、DJ松永が「素人とは限らない。これまで俺たちは番組で、ラップ紹介をしてきているから、リスナーも育ったと思う」と説得。

「我こそはリスナーラッパー」と手を上げた観客から二人が選ばれたが、どちらも「ラップ歴0年」という事実が判明。しかし二人とも、R-指定が「そこそこできていた」と評価するほどのラップを披露し、客席からも二人の度胸をたたえる大きな拍手が送られた。

Creepy Nuts(DJ松永・R-指定)

Creepy Nuts(DJ松永・R-指定)

DJ松永がR-指定に「我々もここらでバトルをしませんか?」と、イベントグッズ「R-指定のメモカード」でのカードバトルを提案。さらにこの「R-指定のメモカード」が、1時間で完売してしまったことを報告すると、R-指定が「みんなこれ買ったの!? あほやん!」と爆笑。白熱のバトルの末、カードバトルはDJ松永が勝利した。

DJ松永(Creepy Nuts)

DJ松永(Creepy Nuts)

番組開始当初から人気のコーナー「大江戸シーラン」では、ステージ中央にスタンドマイクが用意される。エド・シーランの楽曲「Shape of you」が流れる中、マイクスタンド前に立ったDJ松永がピンスポットで照らされ、リスナーが作った歌詞を、音楽に乗せて読み上げると、会場は笑いの渦に包まれた。

R-指定が楽曲解説をする日本語ラップ紹介のコーナーでは、同イベントタイトルの元にもなり、彼らの憧れの存在である、Zeebraの「MR.DYNAMITE」について解説。はじめは楽曲の素晴らしさ、Zeebraの偉大さや功績を熱く語っていたが、話が脱線。いつものようにCreepy NutsがZeebraのモノマネをして「ちょっとやめてくんねー?」、「ジブジブパニック」と言っていじり倒していると、「ちょっとやめてくんねー!?」と、Zeebra本人の声が会場に響く。

Zeebra(中央)とCreepy Nuts(DJ松永・R-指定)

Zeebra(中央)とCreepy Nuts(DJ松永・R-指定)

R-指定とDJ松永が「そんなわけない」と焦り始めるが、再び「俺のこといじるの、やめてくんねー!?」と、シークレットゲストのZeebraがステージ中央に登場。そして、「MR.DYNAMITE」を歌いだすと、観客も大興奮で立ち上がり、一気に会場は熱気に包まれる。

Zeebra(中央)とCreepy Nuts(DJ松永・R-指定)

Zeebra(中央)とCreepy Nuts(DJ松永・R-指定)

歌唱後、Zeebraが「俺は超ベテランですよ? 惜しげもなくお前たちは俺を使うんだな」と、後輩に小言を言ったが、R-指定は「MR.DYNAMITE」を初めて生で聞けたことに感極まった様子だった。

Zeebra(中央)とCreepy Nuts(DJ松永・R-指定)

Zeebra(中央)とCreepy Nuts(DJ松永・R-指定)

Zeebraのステージに感化されたDJ松永が「Zeebraさんがライブを見せてくださったからには、やりますか?」と投げかけ、R-指定が「やりましょう!」と同調。

DJ松永(Creepy Nuts)

DJ松永(Creepy Nuts)

R-指定の「中野サンプラザ、全員アガっていけるかー!?」という掛け声で、1曲目の「手練手管」がスタート。「今日はリスナーのみなさんが主役、それを盛り上げる俺たちが助演男優!」という紹介で、2曲目に「助演男優賞」が披露。R-指定が客席にマイクを向けると、リスナーも大きくレスポンスを返し、早くも会場に一体感が生まれる。

R-指定(Creepy Nuts)

R-指定(Creepy Nuts)

「紙様」、「合法的トビ方ノススメ」を連投すると、会場も手を上げ、声を出し、飛び跳ねて応え、R-指定が満面の笑みで「最高でございます!」と感謝。さらに「阿婆擦れ」、「よふかしのうた」の全6曲を披露。

Creepy Nuts(DJ松永・R-指定)

Creepy Nuts(DJ松永・R-指定)

MCでR-指定が「せっかくこんな特別な日なので、もう一曲だけ」と切り出し、「俺らがこういうイベント、ラッパーやDJという仕事、ラジオをさせてもらって、こんな多くの人に見てもらっているのも、あんな大好きな先輩と一緒に仕事ができるのも夢のようなものです。DJ松永は長岡の道ばたで、俺は大阪の道ばたで培ってきたヒップホップ。これから先もっといろんな形になっていく。だから、偉大なる日本語ラップのレジェンドと、この曲を最後にやらせてもらいたい」と、「Street Dreams」をZeebra with Creepy Nutsで披露。ZeebraとCreepy Nutsの共演は、リスナーのボルテージを最高潮に上げた。

Zeebra(右)とCreepy Nuts(DJ松永・R-指定)

Zeebra(右)とCreepy Nuts(DJ松永・R-指定)

歌唱後、R-指定が「最高です……最高です」と繰り返すと、Zeebraも笑顔で「楽しいね」と感想。R-指定、DJ松永のそれぞれと固く握手をした。

Zeebra(中央)とCreepy Nuts(DJ松永・R-指定)

Zeebra(中央)とCreepy Nuts(DJ松永・R-指定)

帰り際にZeebraが、「テキーラの瓶!みたいな感じに超ビンビン!」と、これまでに何度もCreepy Nutsからいじられてきたセリフを、あえて叫ぶというサービスをすると、感情は「ワー!」と歓喜し、R-指定とDJ松永がステージを去るZeebraの背中に深々と頭を下げて「ありがとうございました!」と感謝した。

DJ松永がリスナーに「これで無事に改編を突破できれば、またこういうことができるんですよ」と語ると、客席からは再演を求める大きな声援が沸く。続けて「次はどこの会場でやりますか? 次は冒頭に映画『インセプション』を流す?」と提案すると笑いが起こったが、R-指定は「毎回映画流すの?」と苦笑いだった。

Creepy Nuts

Creepy Nuts

最後は会場に集まったリスナー2,100人と写真を撮り、歓声と拍手に包まれる中で幕を閉じた。

イベント概要

■イベント名:ニッポン放送「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)『THE LIVE 2020 ~改編突破 行くぜ HIP HOPPER』」
■開催日時:2月9日(日)16:15 開場/17:00 開演
■開催場所:中野サンプラザ(中野区中野4-1-1)
■出演者:Creepy Nuts(R-指定、DJ松永)

番組情報

Creepy Nutsのオールナイトニッポン

毎週月曜日 深夜1:00-3:00

番組HP

月曜日のオールナイトニッポンは、1MC・1DJユニット「Creepy Nuts」が担当! MCバトル日本3連覇のラッパー“R-指定”とDJバトル世界一のDJ、“DJ松永”の二人によるHIP-HOPラジオ! フロア同様、深夜ラジオ界を爆アゲさせます!

★再編集したポッドキャストをSpotifyで聴けます!⇒こちらからチェック
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