4月12日(日)夜、お笑いコンビ・銀シャリの鰻和弘と橋本直がパーソナリティを務めるラジオ番組「銀シャリのほくほくマネーラジオ」(ニッポン放送・毎週日曜18時50分~)が放送され、橋本が、先日NHKで放送されたドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀 本木雅弘スペシャル』の放送内容に衝撃を受けたことを明かした。
冒頭から、3月28日(土)に放送された同番組の話題を切り出した橋本。俳優・本木雅弘にとって人生初の密着取材となるこの番組では、22年ぶりの出演となる大河ドラマ『麒麟がくる』の舞台裏にカメラが潜入。齋藤道三を演じる本木の、苦悩する様子が映し出されていた。
自らの演技を突き詰めながら何度も反省し葛藤していく本木の姿を、熱心に見入っていたと話す橋本。しかし途中のあるシーンに意表を突かれた橋本は、思わずテレビに向かってツッコミを入れてしまったという。
橋本:(『麒麟がくる』の撮影中に)すごいシーンがあって。“マムシ”と言われている(本木演じる)斎藤道三が、「もうちょっとマムシの感じ出してください」って監督に言われて、「○○じゃ~!」ってセリフを言ったあとに舌をマムシみたいに舐め回す演技をやったのよ
鰻:うんうん
橋本:監督や取材スタッフも「マムシの感じが出てて面白かった」「スタッフ裏で大ウケでしたよ!」って言ってて、いいやつ出たな~オッケーオッケー! みたいになったんだけど。そのあとオンエアのシーンが出てきて、「そのシーンはカットだった」って(笑)
鰻:(笑)
橋本:いや、カットされたん!? 俺めちゃくちゃ真剣に見てて、本木さんすげーなと思って。それ散々振って、ええやんええやんって言ってたのに……。いや、久しぶりに家で1人でテレビ見てて、「カットされたんかい!」ってツッコんだよね
鰻:笑ってしまうよな、そんなもん(笑)
橋本:めちゃめちゃ面白かったわ。あと最後、「凡人でも一生懸命努力していれば一瞬だけ天才の領域に行ける。そのために努力している」みたいな話をしていて。「斎藤道三にはなれなかったかもしれないが、戦いは続く」っていう締めがあって、そこで終わりでええねんけど。最後プライベートなシーンが出てきて、バンジージャンプをするっていう
鰻:バンジー?
橋本:(自分の中の)殻を破るみたいな感じで、最後大空を飛ぶようにめちゃくちゃきれいなフォームでバンジーして。「もうちょっと綺麗に飛べたら良かったのに」ってまた反省しちゃってるみたいな。これ何やの?って(笑)
鰻:俺も『プロフェッショナル』は結構見てたけど、(今まで)そんなことなかったで?(笑)
現場で大好評だったはずの本木の演技がカットされた部分と、最後の付け加えられたようなバンジージャンプのシーンだけは、芸人としてツッコミを入れずにはいられなかったと語った橋本。しかし番組全体としては非常に楽しめたそうで、「ドキュメンタリーとして秀逸で最高だった」と語っていた。
番組情報
お笑いコンビ・銀シャリが“おカネとの新しいお付き合いの仕方”をリスナーさんと一緒に、基本的にはユル~く、時には深く考えていき
ゆくゆくは「ほくほく」の美味しい銀シャリ のように懐を「ホクホク」させようというラジオです!