キャスターの辛坊治郎氏が7月6日(月)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。『24時間テレビ』(日本テレビ系)が、8月22日(土)~23日(日)に放送、両国国技館で無観客で開催されることが発表されたことを受け、同番組に関する“未発表”の情報を明かした。
「まだ発表になってないので、ここで言うとまずいかもしれないのですが……」
こう切り出した辛坊氏。自身は日本テレビ系列の大阪・よみうりテレビのアナウンサーであったが、これまでの『24時間テレビ』との関わりを説明した。
「私、1980年代に、20代の頃、よみうりテレビで『24時間テレビ』の募金基地というのを、ずっと担当していたのですが、1990年から夕方のニュースのキャスターになり月~金の帯の仕事になって、当時『ウェークアップ!』もやっていたので、月〜土、週6日勤務だったのです。それで、当時、私は組合員だったのですよ。民放労連という組合がすごく強くてですね、『その人間が(さらに)土日に仕事をするなんて』ということで、1990年に夕方のニュースのキャスターに就任して以来、24時間テレビは、一切関わっていなかったのですよ」
意外な内幕を明かした辛坊氏。しかし、よみうりテレビを退社したのち、声がかかった。
「ところが、私がよみうりテレビの管理職だった時代の部下が、24時間テレビの読売テレビの担当管理職になっていて、去年『辛坊さん、やってください』と言うのですよ。俺も『何十年もやってないから無理だと思うよ。大体俺のキャラと24時間テレビ、合わなくない?』という話をしました。実は、その後輩のプロデューサーが2、3年前から仰ってくださっていたのを断っていたのですが、去年に引き受けまして1回やったのですよ。その後いろいろなことが起こって、さすがに今年は言ってこないだろうと思ったのです。そしてその後輩が人事異動でいなくなったのですが、後任の管理職に『辛坊治郎を必ずブッキングしろ』みたいな引き継ぎをしていたらしくて」
と、経緯を説明すると、
「24時間テレビの大阪のキャスターの一角を今年もやることになりました」
と口にして、今年も出演することを、よみうりテレビの発表より前に明かしてしまった辛坊氏。
「関東だからいいかなあ」
と、ニッポン放送が関東エリアの放送であることを一応の弁解材料にしたが、radikoのエリアフリーでは全国どこでも聴取可能である。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)