演歌歌手の山内惠介が、7月6日(月)放送のニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー！」内のコーナー「ゲストとハッピー！」に生出演し、自粛期間中の過ごし方やコンサートへの思いを語った。

端正な容姿と圧倒的な歌唱力で“演歌界の貴公子”と呼ばれ続けてきた山内惠介は、今年デビュー20周年を迎える。ところが、新型コロナウイルスの影響により、予定していたコンサートやイベントが次々と延期に。そんななか山内は自粛期間中、料理に取り組んだと明かした。

垣花：コンサートが中止になりましたけど、それこそ自粛期間中は何をして過ごしていたんですか？

山内：家で自炊をするようになりまして。料理をよくしていましたね。

垣花：料理はもともと好きなんだっけ？

山内：元々、嫌いじゃないんですけど。（全国ツアーなどをやっていると）家にいないのでご飯を炊くことが精一杯で。包丁で切ったりっていうこともなくて、食材を買うのも大変なであまりやっていなかったんですよね。

垣花：全国ツアーや劇場で舞台もしたり、その間にテレビにも出演したりしているから大変ですよね。

山内：20年前、福岡の実家にいた頃は料理をしていたんです。だから意外と久しぶりにやってみたら覚えているもんですね、ネギを包丁で切ったりなんてこともしてますよ。今では調味料もたくさん揃えまして、家の中が調味料だらけ（笑） 50個ぐらいあると思います。

垣花：結構なんでも器用にこなしそうですよね。やっぱり久しぶりに料理すると、自分のお母さんの味つけに似てくるの？

山内：いえ、母の味というよりも上沼さんの味ですね。

垣花：上沼さんって、あの上沼恵美子さん？

山内：実は「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」を見て、作りたいなと思ったのが料理を始めたきっかけなんです。あの番組って「２人前から」なので、一人でも頑張って食べられるんですよ。

垣花：すっかり上沼ファミリーですね（笑） そんな、自粛で料理にハマった惠ちゃんですけど、やっぱりコンサートが中止になって大変じゃないですか？

山内：大変ですけど、僕だけじゃないですですからね。それこそ、苦楽をともにしたファンのみなさん、スタッフのみなさんと一つになって頑張らなければいけないって思っています。

垣花：そんな惠ちゃんが、いよいよ11月に日本武道館で初のコンサートをするんですよね。

山内：実は、当初１回の公演だったんですが２回公演になったんです。ソーシャルディスタンスを保つために…という事情もあるんですが、やっぱり２回ステージに立てるのは嬉しいですね。

新型コロナウイルスにより、多大な影響を受けたエンタメ業界。緊急事態宣言が解除されて、徐々に以前の生活に戻りつつあるが、山内は「コンサートのステージに立ったらきっと泣いてしまうと思う。それぐらい今我慢しているので、コンサートが始まったらその思いをぶつけたいですね」と強く語った。