シャンソン歌手のクミコが、9月28日(月)の、ニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」内のコーナー「ゲストとハッピー!」に生出演。6月24日にリリースした新曲「小さな手」の制作秘話を語った。
今回の新曲「小さな手」は、俳優でミュージカルなどでも活躍している井上芳雄とのデュエット。ミュージック・ビデオでは井上と、特別出演をしているパパイヤ鈴木と共に、ステップを踏んだり走ったりするなど、66歳とは思えないほど軽やかな動きを見せている。
垣花:今回の新曲「小さな手」では、ダンスに挑戦されていますよね。
クミコ:いつもは、もっとしみじみした人類愛に溢れた歌を歌っていましたが、今回は歌って踊れてという曲なんです。実際に踊ってしまいました。
垣花:これ「意外に」というと失礼なんですけど、踊りがお上手ですよね。軽やかじゃないですか?
クミコ:いやいや、そんなことないですよ。もうね「捨て鉢」というのはああいうことを言うんですね(笑) 「20センチ飛ぶところを30センチ飛んでやろう」という気持ちでやりました。
垣花:振り付けがパパイヤ鈴木さんで、コミカルで可愛らしくて。こんな踊りがあるような曲は、今までのクミコさんとは違うタイプの曲ですよね。
クミコ:やる前は「チョロイな」と思ってたんですよ。でもやっぱり歳には敵わず…。最初は右手と右足が一緒に出ました(笑) 「なんだこの不自由さは!」って思ったんですけど、すごく頭の体操というか、覚醒しましたね。ただギックリ腰とねんざを両方やりました(笑) 疲れが徐々に溜まるんでしょうね。
垣花:それだけ真剣に取り組んだんですね。むしろダンスは軽やかだったので、もともとやってたのかなって思いましたよ。
クミコ:ダンスは好きなんですけどね。頭の中は大変でした。「次は右!そして左!」って感じで。
垣花:今回の曲は、つんく♂さんが作詞作曲で、元々つんく♂さんが初めて手掛けた絵本『ねぇ、ママ?僕のお願い!』が題材なんですよね。
クミコ:そうなんです。せっかく絵本を出されるので、歌もお願いします…ということで。それで今回の曲は、せっかくだから3世代の歌にしたくて。井上芳雄さんはお子さんがいて、芳雄さんのお母様と私が同い年なので、うまく3世代がつながるなと思って。
2009年リリースの「届かなかったラヴレター」以来11年ぶりに、“クミコ&井上芳雄”としてリリースされた本曲。番組パーソナリティの垣花正アナウンサーから「今回の曲の井上芳雄さんとクミコさんは『親子』というイメージですか?」と問われると、クミコは「まさしく親子です! 実は井上さんのお母さんともお友達で、『サッちゃん』って呼んでいます。」と明かし、スタジオの笑いを誘っていた。
番組情報
ニッポン放送「垣花正 あなたのハッピー!」内で毎週月曜日9時36分頃に放送。
垣花正が様々なゲストを招いてお話を伺うゲストコーナーです!