1月31日(日)深夜、トップクリエイター放送作家・北本かつらと音楽プロデューサー・冨田明宏がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「NEXT-RAD 超発掘!尖ったキッズたち」(ニッポン放送・毎週日曜25時~)が放送。ゲスト出演した注目の女子高生シンガー・Adoの素の表情に迫った。また、SNSでの強力な拡散を目の当たりにし、ラジオの新しい可能性がそこに見えた。
『NEXT-RAD 超発掘!尖ったキッズたち』は、北本かつらと冨田明宏が送る発掘バラエティ。まだ世に出ていない才能豊かな若者“尖ったキッズ”を探し出し、彼らのバズる魅力と可能性を紹介する番組で、積極的に多番組のプロデューサーや演出家もゲスト出演して、より大きな<輪(可能性の実現)>をつくっている。今回は、デビュー曲『うっせぇわ』が大きな注目を集めている18才の女子高生シンガー・Adoがリモートで出演した。
Adoは昨年10月23日にメジャーデビューを果たした女子高生シンガーで、フラストレーションのたまった女子高生の叫びを表現した『うっせぇわ』が多くの共感を呼び大ヒット。先日初めてテレビ朝日系列『ミュージックステーション』にインタビュー出演したことも大きな話題となった。
まだメディア露出のほとんどないAdoが、今回番組に出演し、北本と冨田と3人でトーク。椎名林檎の音楽に出会って影響を受けたことや、『うっせぇわ』のヒットに対しては他人事のようで実感がないこと、歌うときに大事にしていることなど、Adoの素顔が垣間見えた。
北本:音楽が好きだと、お笑いとかはあまり見てないのかもしれないですね
Ado:お笑いは、母がテレビが大好きなので、その録画を一緒に見たりします
冨田:例えば、どんな番組とか芸人さんとか知ってらっしゃいますか?
Ado:第7世代はやっぱり面白いなって思いますね
北本:四千頭身とか霜降り明星とかね
Ado:面白いです~
北本:(四千頭身や霜降り明星に)今度会ったら「(Adoが)笑ったことあるって言ってたよ」って言っときます!
Ado:笑ったことある!? あはは(笑)
冨田:歌だけ聴いていると、Adoさんが笑ってる姿って想像できないから(笑) ある意味普通の女の子が、怒りみたいなのを発露にするとああいう歌になるっていうところが面白いですよね。歌は元々お好きだったりしたんですか?
Ado:いや……幼少期の頃は、元々表に出るような人間ではない内気な人間だったので。歌い始めたのは小学5~6年生ぐらいのときで、元々歌が好きというわけではなかったですね
冨田:なるほどな~。それをインターネットに上げ始めたのは、いつ頃だったんですか?
Ado:投稿し始めたのは、中学2年生の14歳のときです
北本:やっぱり早熟ですね~
冨田:初めにコメントとか付くじゃないですか。どんな感想を持たれました?
Ado:わぁ~うれしい! って
冨田:聴いてくれている人がいるっていうリアクションがあったのは、やっぱりうれしかったんですね
Ado:はい、うれしかったです。私自身、私のことが大嫌いなので
冨田:そういうところか~
Ado:だから、そうですね…。私が例えば(別人だとして)Adoっていうアーティストの存在を知ってたら「なんだコイツは!?」って思います
冨田:なるほどね。でも「なんだコイツは!?」の違和感こそが新しい才能じゃないですか。真剣なコンプレックスみたいなものが、エネルギーになったりするんですかね?
Ado:そうですね。それも関係ありますね
冨田:歌うことによって認められて自分が肯定されていくっていうことも込みで、やっぱりAdoさんにとって歌が必要だってことなんですね
Ado:そうですね、大事です
北本曰く“しっとりセクシー”な話し声で時折笑い声なども聴かせながら、楽曲のイメージとは裏腹な素顔のトークを披露したAdo。最後は、2020年12月にリリースされた詞曲・編曲をすりぃが手掛けた楽曲『レディメイド』を聴きながらのお別れとなった。レディメイドは“既製品”という意味を持つ言葉だが、この曲についてAdoは「みんな十人十色で唯一無二なので、既製品になってはいけない」「自分を大事にしてほしいと思います」とメッセージを語った。
番組情報
トップクリエイター放送作家北本かつらと音楽プロデューサー冨田明宏が送る発掘!?バラエティ!まだ世に出ていない才能豊かな若者=尖ったキッズを探し出し彼らのバズる魅力と可能性を紹介します!
★↓18才の女子高生シンガーAdoゲスト出演の1月31日放送分のタイムフリー聴取はこちらから!(※放送後1週間以内聴取可)