3月25日(木)深夜、ニッポン放送アナウンサー・吉田尚記がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミプラス』(ニッポン放送・毎週月-木24時~)の最終回が放送。これまで11年3ヶ月、2,325回に渡って放送を続けることができた感謝を込めて、様々なリスナーたちと電話を繋ぎ、最後には吉田宛に娘からの手紙も送られ感動を呼んだ。
『ミューコミプラス』は、根っからのオタクとして知られる吉田を中心に、音楽、漫画、アニメなどのポップカルチャーをいち早くお届けするラジオとして、毎回話題の声優やアイドルなどをゲストに招いてトーク。ラジオ番組という垣根を越えて、様々なイベントやコラボなども行ってきたこの番組だが、この日の放送を以って最終回を迎えた。
いつもの放送ではゲストトークが中心になっているが、今回は吉田が1人で、リスナーと電話を繋ぎながら進行。この『ミューコミプラス』では、TwitterやYouTube配信でのコメント機能を使い、常にリスナーとコミュニケーションを取りながら一緒に盛り上がってきた。それゆえにリスナーとの関係性も強く、電話ではお互いが感謝の言葉を掛け合うような場面もあり、熱い展開となった。
ラジオの素晴らしさを改めて感じられるような流れでトークは進行し、そして最後、番組とゆかりの深いミュージシャンのmotsuと声優の田中理恵がサプライズ出演する中、さらなるサプライズとして“吉田嫁”(※吉田の妻・吉田めぐみさんの番組内での呼称)も登場。今年中学を卒業する娘(3月31日生まれ)からの手紙を、父である吉田の前で代読した。
吉田嫁:じゃあ(娘からの手紙を)読みますね……
「お父さんへ。『ミューコミプラス』最終回おめでとう」
吉田:おめでとう?
「長い間お疲れ様でした。さて、こういうときに何か書かなきゃいけないと思うのですが、朝帰り、いつもいない環境は当たり前なので、今さら何とも思っていません。」
吉田:あはは!(笑)
「これからも頑張れ。娘より」
吉田嫁:……ということで(笑)
吉田:確かにそう。『ミューコミプラス』が11年、その前の番組も入れると15年この時間で喋っていて、その間ず~っとうちに居なかったんですが、その間に立派なオタクが育ちました
motsu&田中:(笑)
吉田嫁:(花を贈って)お疲れ様でした~!
吉田:ありがとうございます!
motsu&田中:お疲れ様でした!
吉田:本当に、夜中全くいないことに、(家族に)これだけ理解があったから続けられました。理恵さん、motsuさん、そして、うちの家族も。全てのスタッフ、関係者の方、そして何よりも、リスナーの人! 長年付き合ってくれてありがとう! 長生きするからね~!
これまで番組を通じてお世話になった全ての人に感謝を伝えるとともに、これからもラジオを届ける存在として、長生きすると誓った吉田。その言葉とともに、11年3ヶ月の歴史に幕を下ろした。
なお、『ミューコミプラス』はこれで終了したが、4月4日(日)からは後継番組として『ミューコミVR』がスタート。番組タイトルにもなっている“VR”を目玉に、毎週日曜日23時30分~24時30分の1時間の番組として放送される。
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番組情報
音楽、漫画、アニメなどのポップカルチャーをいち早くお届けするラジオ!「ミューコミプラス」