7月14日(水)深夜、テレビプロデューサーの佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~28時30分)が生放送。11日(日)にオンラインで開催された、著書『普通のサラリーマン、ラジオパーソナリティになる~佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)2019-2021~』(扶桑社)の出版記念ネットサイン会でのエピソードを語った。
佐久間はオールナイトニッポン史上初のテレビ局員パーソナリティとして、2019年4月に同番組をスタート。同年に行われた初の番組イベントではチケットが即完、今年2021年3月にはテレビ東京を退職してフリーで活動することを番組で発表し、大きなニュースにもなった。そんな番組での厳選したフリートーク、ゲストトーク、語りおろしエッセイ、ショート漫画などが掲載された初の番組本が6月30日に発売。翌7月11日には出版記念ネットサイン会が行われ、佐久間はタワーレコード渋谷店へ向かったと語る。
「オンラインサイン会って、どんなことをするのか僕も当日まで分かんなかったんだけど、机に僕のサインが書かれた本が用意されていて、本を買ってくださった方の名前を言いながら、宛名を書いていくんですよ。で、その配信を見られるのは本を買ってくれた人だけで」
「手元に何百人もの名前が書かれたリストがあって、それを見て名前を書いて、『〇〇さん、書きましたよ。ありがとうございます』って言ってカメラにサイン本を見せて、その合間に普通のトークもする、という配信イベントだったんです。『名前を読み上げられると買った人はうれしいですから、名前を言うのを忘れないように』って言われていたから、気をつけながらやって。ああ、こういうイベントなんだ、アイドルはこういうのをやっているんだって思いながら、ちょっと照れくさい気持ちもありながらやっていたのよ。
自分のサインは、この番組リスナーのみなさんが考えてくれた、爆速で書けるサインだから大丈夫だったんだけど、宛名は結構ラジオネームがあってさ……。『ハガキ職人も買ってくれているんだ!』ってありがたく思いながら。でも、30分経ったぐらいからかな、めちゃくちゃ腕が痛い」
「ペンネームが、ラジオネームがみんな長いんだよ! “元・○○大統領ペニーズバーン”とか“それはもう白石~”とか、まあまあ長いんだよ! しかも宛名はちゃんと書かないといけないし、本がちょっと厚くて重いんだよね。宛名を書いたら、そのサインを書いた本を視聴者に見せなきゃいけないから、書いて、上げる、書いて、上げる……っていう手首の運動が僕の手を徐々にぶっ壊し始めていたのよ。30分ぐらい経ったら本当に手が痛くて。全然手の感触がないから、思いっきり握って無理やり書かないとブレちゃう感じになって。
そういうタイミングで長いラジオネームが来るから、『何だよ、このダイイングメッセージみたいな名前は!』って思いながら書いていました(笑)」
多くのラジオリスナーがネットサイン会に参加してくれたことに感謝しながらも、何百人ものラジオネームを書くのは過酷だったと、笑いながら語った佐久間。
同日、東京では雹(ひょう)が降る最悪な天候だったが、サイン会で握力を使い果たして傘を差せず、びしょ濡れになったとのこと。不運は続いてタクシーもつかまらず、濡れた体のまま山手線に乗って帰宅したそうだ。
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番組情報
元・テレビ東京のプロデューサー佐久間宣行が、ニッポン放送の「オールナイトニッポン0(ZERO)」に挑戦! フリーのテレビマン、45歳で既婚者、娘がいる脱サラおじさんが、一生懸命しゃべります。最年長パーソナリティがお送りする「メディアミックス ラジオ番組」です!
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