菅田将暉、小4が描いた“カニと昆布の絵”の真実に赤面
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7月19日(月)深夜、俳優の菅田将暉がパーソナリティを務めるラジオ番組「菅田将暉のオールナイトニッポン」(ニッポン放送・毎週月曜25時~27時)が放送。とある撮影で小学校を訪れ、壁に飾られていた小学4年生が描いた絵を見て仰天したと語った。
「夜の学校を使ってロケをしていたんですけど、学校でロケをすると控え室も教室なんです。『懐かしいなぁ』『机、こんなに小さかったんだな』とか思いながら見ていて。教室の後ろって、習字とか児童たちの作品を飾っているでしょ? そこに『○○賞入選』って書かれて、横に絵が飾られていて。小学校4年生の作品だったかな?
その絵には、真ん中にカニが2匹いて、そのサイドに昆布が2本あって、水中かな? 海の中の景色を描いたもので。ごめんね、ものすごく辛口な言い方になっちゃうけど、これで入選なのね? と(笑)
って、思っていたんだけど! その絵のタイトルが『やまなし』だったの。もう、僕はその絵の前から動けなくなって! これはどういう……水中の絵を書いて、“山が無い”っていうタイトル。どういうメッセージなんだ!? と思ったら、膝がガクガクガクガクって!『この子すごくない!?』みたいな。
海の中にいるからこそ、山がないことを感じているカニ目線……。入賞です(笑)」
水中の絵なのに、「やまなし」というタイトルを付けた小学生のセンスに、ひどく感激してしまったという菅田。
ところがその後、番組を聞くリスナーから「宮沢賢治の短編童話『やまなし』の絵じゃないですか? 小学校の国語で習う、“クラムボン”というカニが主人公の物語です――」という内容のメールが届くと、菅田は「えっ……あの、やまなし?」と絶句。恥ずかしそうに「あれ、やまなしって言うんだったっけ? ちょっ、ちょっと待ってくれよ」と言い、宮沢賢治の『やまなし』とは全く気付かなかったと白状。
開き直って「オレは賢治に考えさせられたんやな」と言って笑いを誘いつつも、なぜ番組スタッフが気付いて自分に指摘してくれなかったのか、と落胆。周囲のスタッフに「ちょっと正直に手を挙げて?(宮沢賢治の『やまなし』を描いた絵だと)知ってた?」と聞いたが誰も手を挙げなかった為、菅田が「ゼロやないかい! マジで誰も知らんやんけ!(笑)」と突っ込み。
自分を含め、大人が全員揃って小学生で触れた作品が分からなかったことに「ちょっとビックリですわ、がっかりやなぁ」とぼやき、その後もうな垂れていた。
番組情報
映画・ドラマ・CM、そして歌手としても活躍する菅田将暉が、毎週月曜日のオールナイトニッポンで2時間トーク!メールは毎週様々なテーマでお待ちしています。