9月7日(火)深夜、ラッパー・R-指定とターンテーブリスト・DJ松永による音楽ユニット・Creepy Nutsがパーソナリティを務めるラジオ番組「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週火曜27時~28時30分)が放送。Creepy Nutsと“そっくりさん”としても知られる、お笑いコンビ・見取り図の盛山、リリーの2人が生出演した。
「見た目が似ている」ということで、テレビでもたびたび取り上げられている2組。実は、見た目だけでなく、盛山とリリーもヒップホップ好きで、盛山はプライベートでサイファーをするほどのラップ好きだ。その腕前についてR-指定も「普通に上手い」と評価しており、R-指定が得意とする“聖徳太子ラップ”を盛山が真似て、テレビ番組で披露することもある。
しかしそのためか、「R-指定のモノマネ芸人」と勘違いする人からクレームが届いたことがあったそうだ。
盛山:僕のことをR-指定さんのモノマネ芸人だと思っている人もいるんですよ。
DJ松永:えー!
盛山:怒られたりもするんですよ。
R-指定:えぇっ!?
盛山:「Rさんのモノマネで小銭を稼いで楽しいですか?」みたいな(笑)
DJ松永:盛山さんの方が余裕で先輩なのに!(笑)
R-指定:見取り図さんが「M-1」の決勝のネタで、けっこう韻を散りばめていたので、俺のラッパー仲間はすごい熱くなっていたんですよ。
盛山:去年のネタですね。
R-指定:「M-1」をラッパー仲間と見ていたんですけど、“ドアノブカバー(織田信長)”のところとか。
DJ松永:マジで、「M-1」で韻が出てくるって、上がったよね!
盛山:ただ、ダジャレって手法は昔からあって。あと、言い間違えとか。
R-指定:ただ、それが固すぎるから、文字数が多すぎるから。しっかりライムになっているんですよね。
盛山:韻って、うますぎるとめっちゃ面白いじゃないですか? お笑いとしても。だから、そういうのも、ラップをしていて良かったなと思いますね。
DJ松永:ラップを始めてから、漫才にラップの要素が入っていったんですか?
盛山:そうです、めちゃめちゃそうです! 昔、難波の川沿いの所で、外国の方とラップバトルをして。
DJ松永:え、どういうことですか?
盛山:なんか、ラップして遊んでいたんですよ。
DJ松永:サイファーしてたってことですか?
盛山:はい。そうしたら2人組が来て、一切日本語を喋れなかったんだけど、僕は日本語で、その海外の人は英語で、そのままバトルしました。
R-指定:すごいな(笑)
リリー:どっちが勝ったの?
盛山:俺が負けた。
リリー:Rさんはバトルしてる時って、なん対なんとか、今はこっちが勝ってる、負けてるとか思いながらやるんですか?
R-指定:なん対なんは分からないですけど、確実にこっちが『パンチラインだ!』と思って言ったやつが、お客さんが湧いていなかったり、相手に伝わっていなかったりすると、だんだん自分がダメージを受けていく感じがしますね。相手の言ったことがドカーンと盛り上がったら、やっぱり『やばい、やばい……』ってなったり。そういうのはありますね。
R-指定がフリースタイルバトルで焦る瞬間を明かすと、盛山は「Rさんの(韻)は高度すぎて一瞬では分からない時もありますよね。文字に起こさないと、もうなんか、文学みたいな時ありますよね」とコメント。DJ松永も「ある、ある」と同調した。
しかし、R-指定としては『すごくいい出来だ』と思ったライムに、客が反応してくれず、その時は悔しさから「今の、意味わかるかーっ!?」と叫び、観客に訴えたこともあったと告白。盛山から「それを言うのは野暮すぎる!(笑)」とすかさず指摘されていた。
番組情報
月曜日のオールナイトニッポンは、1MC・1DJユニット「Creepy Nuts」が担当! MCバトル日本3連覇のラッパー“R-指定”とDJバトル世界一のDJ、“DJ松永”の二人によるHIP-HOPラジオ! フロア同様、深夜ラジオ界を爆アゲさせます!
★再編集したポッドキャストをSpotifyで聴けます!⇒こちらからチェック
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