10月14日(木)深夜に放送されたお笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史と矢部浩之がパーソナリティを務めるラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送・毎週木曜25時~)にて、矢部がサッカー日本代表の劇的勝利の裏側を語る一幕があった。
10月12日(火)に行われたFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選・グループB第4節日本vsオーストラリアの解説をスポーツ専門動画配信サービスDAZNにて担当した矢部。後半終了間際に勝ち越し点を決め、日本が勝利したこの試合について矢部は……
矢部:1対1で行くかなって思いましたもんね。あの流れやと
岡村:そうねえ。入れられたときに「あ~」ってなったもんね
矢部:みんなで勝ち点4はいらないよねって。欲しいのは勝ち点6よねってずっと言ってて、劇的やったねえ
と勝ち点で追い詰められ土壇場に立たされていた日本の奇跡的な勝ち越しゴールを思い出しながら興奮しつつ語っていった。
矢部はその後長年のサッカーキャスターの視点から今回の試合の“鍵”となったポイントを解説。
矢部:あのシステムすごいんですよ。遠藤選手、守田選手、田中碧選手、本来はボランチの選手なんです、ディフェンシブな選手。その3人でディフェンスやることがすごい戦術なんですよね
岡村:それは森保監督がそうせえって言うたんかな? 言うたんやろな当たり前のことやけど
矢部:あとオーストラリアのフォーメーション、戦術を見て、これで嵌めていくと。それが見事に
前節のサウジアラビア戦でも非難の的となっていた中盤を改革し、思い切ったスターティングメンバーを並べた森保監督、そしてそれに応えた選手たちの活躍を称えていった。
矢部の解説はまだ止まらない。今度は決勝点となったオウンゴールのシーンを解説。
矢部:決勝点オウンゴールだったでしょ? 交代して入った浅野選手がトラップしてシュートを打ったのがディフェンスの足の甲に当たってるんですよ。あれ当たってなかったらキーパー収められてると思うんです。当たったことでちょっとイレギュラーというかもう一個浮いてくれた。で、キーパーがバランス崩して、クリアしに行こうとしたオーストラリアのディフェンダーの足に当たって入ったんですよ
矢部:だからそのシュートがディフェンスの足に当たっていなかったら1対1やったんちゃうかなって。怖いよね。そんなギリギリな勝利やったからよりちょっとねデカい勝ち点3。
決勝点に隠された細かい攻防を芸人ラジオとは思えない熱量で話し続けた矢部。
あまりの熱量の高さに流石の岡村も「やべっちスタジアムになってるやん」とツッコまずにはいられないほど矢部が熱く語ったシーンだった。
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