お笑いコンビ・ロケット団の三浦昌朗(みうらまさあき)と倉本剛(くらもとごう)がパーソナリティを務めるラジオ番組「ロケット団の定例ラジオ」(ニッポン放送制作)が放送。三浦と倉本が、漫才中の発言がきっかけで客を怒らせてしまったというエピソードを語った。なお、この日の放送はニッポン放送ではプロ野球中継のため休止、ネット局のみの放送となった。
10月末からスタートした『ロケット団の定例ラジオ』は、ロケット団の初となる冠ラジオ番組。ボケ担当の三浦とツッコミ担当の倉本からなるロケット団は、漫才協会と落語協会に所属し寄席などの舞台を中心に活動しており、この番組では、そんな2人ならではのトークや企画などを展開している。
三浦は仲のいい先輩などに対し敢えて失礼な発言をしてイジる『毒舌キャラ』として通っているため、トーク中では倉本が度々ツッコミを入れつつ嗜める場面も。また三浦は、そういったキャラゆえか、自身曰く「よくお客さんに嫌われる」といい、ほかの出演者の出番のときは大笑いしていた客が、ロケット団が出てきた途端目を背けて下を向くといったこともあったという。さらに、あるときは、公演中についイジってしまった客が、終了後に楽屋へ怒鳴り込んできたこともあったと語った。
倉本:前に鈴本演芸場(での出番)で、(観客として来ていた)おっちゃんが声出して笑う人で。「おい、違うだろ!」みたいな感じでツッコミ入れてくるおっちゃんだったんだけど。
三浦:うんうん。
倉本:それで三浦さんが、「うるせぇ、じじい!」って言って。そのおっちゃん、「あはは!」って笑ってたんだよ。
三浦:そうね、あったね~。
倉本:そして休憩に入ったら、あとでカチンときたんだろうね。楽屋に怒鳴り込んできてさ。「おい、じじいってどういうことだ!」って(笑)
三浦:でも客席とか、すげーウケてたんだよな。
倉本:そのおっちゃんも、すげー笑ってたんだよ。「いや~じじいって言われちゃったよ~」って。
三浦:「うっせーよ、じじい!」って言ったら。
倉本:でも休憩のときになって、冷静に戻ったんだろうね。「何であの若造にじじいって言われなきゃいけないんだろう?」って。
言葉のキツさが原因で客を怒らせてしまったという三浦だが、このほかにも、客を怒らせたことは何回もあるとのこと。以前、三浦が倉本に連続して無茶振りを行い全くできない様子を楽しむといった内容のネタを披露した際、三浦が倉本に対し「(全然できないことを)お客さんに謝れ!」と言ったところ、それを見ていた客のおばあさんが突然立ち上がり、倉本に「あなたは悪くないよ!」と言いつつ三浦に対し「お前が謝れ!」と怒ってきたこともあったという。
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番組情報
三浦昌朗、倉本剛からなるお笑いコンビ・ロケット団。
漫才協会、落語協会に所属し、寄席などの舞台を中心に活動している彼らが、コンビでは初となる冠レギュラーラジオ番組をスタートします!