教育評論家で法政大学名誉教授の尾木直樹が、“尾木ママ”という愛称の誕生のきっかけを明かした。
12月26日放送のニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』に出演した尾木ママ。人生の転機となる高校時代の話から、22年の教員生活、そして教育評論家になり、現在に至るまでの話が展開され、改めて“尾木ママ”の人物像が明らかになった。
中でも尾木ママの中で大きな出会いとなるのが、初めて出演したTVバラエティ番組で明石家さんまさんに出会ったことだという。今や“尾木ママ”の愛称で親しまれている尾木直樹だが、そのきっかけは初共演の際に突然さんまから「ママー!」と呼ばれたこと。“ママ”と呼ばれ、それを否定して……というやりとりがウケた。さらにはカットがかかった後のやりとりのシーンも公開されるなど、教育評論家として真面目に教育を語ったシーンよりも多く放送されると、一気に“尾木ママ”が定着することとなった。
尾木ママは、放送された番組を見て「これがバラエティの作り方か……」と驚いたと、当時を振り返った。それに対し鶴瓶は「あいつの作り方ですよ」と否定。そして「さんまが優しいからできる番組作り」だと言い表した。
そんな放送から人生が一転、“尾木ママ”としてバラエティに出演することも楽しくなり、教育評論家としての活動も大きく変わったという尾木ママ。その話を受け、「だから(明石家さんまには)近づかないようにしてるんです」と言う鶴瓶。同じバラエティ空間でやりとりをしたら、「あの間が、ひと間早いねん」など、いろいろ言われて自分自身のスタイルが変えられてしまうとか。
「俺は先輩やで……」とこぼしながらも「さんま、ほんまに影響力ありますから」と語った鶴瓶であった。
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