R-1グランプリ2022決勝大会で見事チャンピオンとなったお見送り芸人しんいちが、3月11日のニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」に登場。「お見送り芸人」となった由来や、事務所の先輩・サンドウィッチマンから受けた影響を明かした。
番組に登場して早々、ネタの「僕の好きなもの」を披露したしんいち。ディスりながら「好き」と歌う独特のスタイルで高田やアシスタントの松村邦洋、磯山さやかを笑わせた後、『R-1グランプリ2022』の決勝時を振り返った。
高田:おめでとうございます!
しんいち:ありがとうございます!
松村:しかし、あれ、優勝した時に泣いちゃったから、あれで「アイツ人がいいんじゃないか」と思われちゃって。ダメだよ~(笑)。
しんいち: いや、泣きますってあれは! あんなん泣かん人いますか?
磯山:泣く泣く。
しんいち:まさかでしたから! 僕なんてホントに優勝予想最下位だったんですから。
高田:どうだった? 最後2人で残ったじゃん、あん時の感じは?
しんいち:あの時は、「もう1本ネタができる。うれしい」だけでした。
高田:またあ! ホントかよ、お前(笑)。
しんいち:ホントです、ホントです! もう1本できるなっていう喜びだけで。絶対負けると思ってたんで、びっくりでした。
高田:いや、でも、良かったねえ。
しんいち:ホントですよ。とんでもない時代から高田先生に迷惑かけてたんですから。
高田:こいつに送ってもらったからな、下の駐車場で。な?
しんいち:そうです。襲撃みたいに思われて。「なんだコイツ」みたいな感じで(笑)。
高田:そもそも、なんだよ「お見送り」っつうのは?
しんいち:なんか、ホントに「気を付けて帰ってください」っていう意味で、先輩方を見送ってたんですよ。で、「お見送りが上手いな」ってことで、うちの事務所の先輩のサンドウィッチマン伊達さんが、「『お見送り芸人しんいち』だ!」って。
高田:伊達ちゃんが! 「君のお見送りの仕方が良い」と気がついたわけだ。
しんいち:あの時も「高田先生いるから、お前見送ってこい」って言われて。
高田:あれは伊達の発注か! さすがだよ、インパクトあるもんな。
実は昔、高田のことも見送っていたというしんいち。
「お見送り芸人」になったのはサンドウィッチマン伊達のおかげだと話しただけでなく、ギターを弾きながらネタを歌うスタイルも、サンドウィッチマン富澤に小道具のギターで弾いてみろと言われてスピッツを歌い、「なんでこれを武器にしないんだ、バカか!」と言われたことがきっかけだと、伊達と富澤への感謝を熱く語った。
しかし、「全てサンドだな。センスあるな」と高田にサンドウィッチマンを絶賛され、「なんで全部サンドウィッチマンさんの手柄なんですか。僕の話をしてください!」と不満をもらし、松村と磯山の笑いを誘っていた。
番組情報
高田文夫先生と、キャラクターの濃~いパーソナリティがお送りする「昼休みのお笑いバラエティー」ラジオビバリー昼ズ!