キャスターの辛坊治郎氏が4月7日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。7日午前、88歳で自宅で死去した漫画界の重鎮、藤子不二雄A(ふじこ・ふじお・えー=本名・安孫子素雄=あびこ・もとお)さんについて触れ、大人向けの漫画を描かれたと悼んだ。
辛坊氏が解説したのは、「忍者ハットリくん」「笑ゥせぇるすまん」「プロゴルファー猿」「怪物くん」など多くの人気作品を手掛けた「日本を代表する漫画家の藤子不二雄Aさんが、7日午前、川崎市内の自宅で亡くなった」というニュース。
辛坊)藤子不二雄Aさん。もうずいぶん前に、藤子不二雄さんというペンネームで、2人で漫画を描いてらっしゃったっていうのは、我々の世代的には、常識というか、みんな知っている話。ただ、かなり早い段階で、80年代にそれぞれ独立されたのかな。
飯田)87年に藤子不二雄のコンビを解消したという……。
辛坊)それ以降ですね、藤本弘さんの方は藤子・F・不二雄さんを名乗って、安孫子素雄さんが藤子不二雄Aさんを名乗って、それぞれ独立して活動してらっしゃった。藤子・F・不二雄さんの方は、もうかなり早くに亡くなられているんですね、1996年に62歳で亡くなられてるんですよね。
イメージで言うと、藤子・F・不二雄さんは、徹底して児童向けの漫画にこだわった方ですよね。代表的なものは「ドラえもん」。2人で書いていたときの「オバケのQ太郎」とかありますけどね。
この度、亡くなられた藤子不二雄Aさんは「笑ゥせぇるすまん」とか、どちらかというと、ブラックのそういうテイストの大人向けの漫画みたいな……
飯田)人間のドロドロしたというか……
辛坊)そうそうそう。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)