4月18日（月）深夜、俳優の山田裕貴がパーソナリティを務めるラジオ番組「山田裕貴のオールナイトニッポンＸ(クロス)」（ニッポン放送・毎週月曜24時～24時58分）が放送。来年2023年に放送されるNHK大河ドラマ「どうする家康」に、戦国武将・本多忠勝役で出演が決まったことを語った。

15日、松本潤主演の大河ドラマ「どうする家康」の出演者発表会見が行われ、山田裕貴の出演が明らかになった。山田は「戦国最強武将の一人」とも言われる本多忠勝を演じるが、作中に大好きな登場人物がいた。

「僕はいつか大河ドラマで大きな役をいただけるような俳優になれたらいいな、と思っていたら本当にお話が来まして。まさか自分が本多忠勝！ 57戦無傷、一度も傷を負ったことがないと言われている最強の武将です。もうちょっと僕より大きい人がやるのかな？ と思っていたんですけど。

本多忠勝はアクションゲームだと、強すぎるからロボットとかで表現されていて、人間じゃないのよ（笑）。とにかく強くて、チートレベルの最強キャラなんですよ。松本潤さんの徳川家康を支える、四天王の一人になれます。ちょっとこれ、ウエーイ！！ っていうお話で、僕も楽しみなんです。

僕は戦国時代とかすごく好きで、だからそういうゲームをやっていて。で、忍者も凄く好きなんです。漫画『NARUTO-ナルト-』も読んでいたし、初めて買ったDVDも『SHINOBI』という映画で。他にも五右衛門にハマったり、忍者が凄くかっこいいと思っていて。

大河ドラマ『どうする家康』のプロデューサーさんは、『なつぞら』（NHK朝ドラ）でお世話になった方で。一回一緒に仕事をさせてもらったこともあったので、滅多にこういうことは言わないですけど……忍者・服部半蔵役があって。

僕、服部半蔵がすっごく好きで！ ゲームでもよく使っていたんです。だから、『服部半蔵とかって、どうですか？ 役が空いていたりしませんか？』って聞いてみたんです。もちろん、僕は役を選べる立場ではないけど、その役になれる可能性もあるので。だけど、『う～ん、どうだろうねぇ、ちょっと、ねぇ……』となんか渋っていて。

で、蓋を開けてみたら、服部半蔵が山田孝之さんだったんですよ。僕も本当に、会見のちょっと前ぐらいに知ったんですけど、『あっ、それは孝之さんだわ！ オレじゃねぇわ！』ってなりました（笑）」

大河ドラマ「どうする家康」に憧れの忍者・服部半蔵役があったため、無理を承知で「役が空いていませんか？」と懇願していたという山田裕貴。しかし、大先輩・山田孝之が半蔵役だと分かると、すぐに納得したと笑いながら語った。

また、この日の放送では「クイズ！リスナー・オールドマンSP」と題した企画を行い、俳優・小栗旬と、ニセ・小栗旬からのメール、ガレッジセール・川田からのサプライズメールが紹介される一幕も。本物の小栗旬、川田からのうれしいメッセージに「家宝にして持って帰りますわ、このメール」と、喜んでいた。