緑黄色社会・長屋晴子「小さい時から歌だけは……」歌手を志した理由
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7月5日(火)深夜、4人組バンド「緑黄色社会」のボーカル・長屋晴子がパーソナリティを務めるラジオ番組「緑黄色社会・長屋晴子のオールナイトニッポンX(クロス)」(ニッポン放送・毎週火曜24時~)が放送。7月4日に緑黄色社会が結成10周年を迎え、長屋がこれまでの音楽活動を振り返った。
記念日当日の7月4日は、新曲『ブレス』を配信リリースし、自身のオフィシャルYouTubeチャンネルにて、緑黄色社会の結成10周年記念生配信を行ったという長屋。
そして今回、番組でも、10周年を記念したメールテーマ『10年前、何してた?』をリスナーから募集。このテーマを受けて長屋は、歌手を志したきっかけや、メンバー結成からの軌跡など、10年間の思い出を振り返った。
「私、すごく器用貧乏なの。なんでもある程度こなせたり、取り繕ったりするのが得意じゃん。で、『なんかすごいね』って言われることが多かったんだけど、その『すごいね』に心がこもってなかったの(笑)。でも、小さい時から歌だけは、本当に心から褒めてくれるなっていう感覚があったのよ。歌は、みんなが気持ちのこもった言葉をくれるし、実際、私も歌ってて楽しいし。っていうので、物心がついた頃から、いつかは『歌手になりたいな』って思ってたんですよ。
で、中学校は本当に真面目で、ちょっと自分の中で息苦しいなっていうのがあったから、高校は『自由になってやるぞ!』って選んだのよ。で、『絶対にバンドを組む』って思ってたから、軽音楽部があるところを探して。しかも、めっちゃ見学に行った。
当時、私は吹奏楽部の部長をしてたんだけど、やりたくてやったわけじゃなくて、『お願いします』って言われて、断れなくて部長をやってたの。そのプレッシャーがすごすぎて、もう部活が辛かった。で、見学に行けば部活を休めるから、『この日は○○高校の見学に行ってきます』って、めちゃくちゃ予定を入れて、休んでた(笑)
その甲斐もあって、良い高校が見つかったわけですよ。で、事前にSNSで、ギターの小林壱誓とは『バンド組もうぜ!』って約束をしました。でもね、実は彼とは、ギター・ボーカル希望でめちゃくちゃカブってたの。カブってたのに、お互いそこを気にせず(笑)。性格が合ってたからだろうね。お互いにすごく自信があって、『自分が歌上手い』と思ってて。ただ、のちに壱誓はインタビューで、『私(長屋)の鼻歌を聴いて(ボーカルを)諦めた』みたいなことを言ってくれてるんだけど、それはきっと、壱誓の優しさだと思うんだよね」
幼少期から歌の才能を見出され、歌手になることを夢見て高校に進学したという長屋。
その後、高校在学中に緑黄色社会が10代アーティストによる音楽の甲子園『閃光ライオット 2013』で準グランプリを受賞し、大学進学後に初めてミュージックビデオを制作。さらに、上京直後にコロナ禍に見舞われたエピソードを回想した長屋は、「今や、そこから色々なことができるようになったから良かったです」と、喜びを語っていた。
番組情報
火曜日は4人組バンド・緑黄色社会のボーカル長屋晴子が担当! 緑黄色社会は、「リョクシャカ」の愛称で同世代の支持を集める男女混合の4人組バンド。長屋は、バンドを代表してパーソナリティを務めます。