9月3日(土)、アイドルグループ・櫻坂46の尾関梨香がパーソナリティを務めるラジオ番組「櫻坂46尾関梨香のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・27時~)が放送。11日にグループを卒業する尾関が、初めて単独で担当する『オールナイトニッポン0(ZERO)』にて自身の思いを語った。
尾関は、今年5月までの約3年間、ニッポン放送にて『櫻坂46 こちら有楽町星空放送局』(通称・こち星)のパーソナリティを担当。同番組は収録で行われていたが、今回は生放送ということで、やや緊張気味にスタート。だがそのすぐ後には、タイトルコールをする場面で該当部分が書かれた台本をなくして大慌てするという、ほんわかした尾関らしい展開を見せた。
番組が進むと、『こち星』の現パーソナリティである、メンバーの井上梨名がゲスト出演し、2人でコーナー『電話で握手!!リスナーテレフォン』を展開。尾関には、グループ卒業後に行ってみたい場所や就いてみたい職業などがあり、『離島の魅力を知っている人』『幼稚園・保育園の先生など、小さな子供と関わりのある職業の人』『車屋さんで働いている人』に該当するリスナーをそれぞれ募集し、電話を繋いだ。
現在自動車ディーラーとして勤務している男性は、尾関が車を好きだと話していたことがその道へ突き進むきっかけの1つになったと話し、「尾関さんに人生変えられました」と告白。幼稚園で先生をしているという女性とのトークでは、子供と接する喜びについて羨ましそうに話を聞いていた尾関が、「(自分にも)向いてると思う!」とやる気になる場面も。
また、もう1つのコーナー『おじいちゃんおばあちゃんカワイイのコーナー』も実施。尾関のおじいちゃんは95歳だが、会うと必ずハグやハイタッチをしてくれるそうで、そんな尾関のおじいちゃんに負けないくらい可愛い、おじいちゃんおばあちゃんのエピソードを募集。「おばあちゃんが学校行事のたびにてるてる坊主を吊るしてくれるが、以前のてるてる坊主を回収しないため、尋常じゃない数が窓際に吊るされていてとてつもなくホラー」「楽しみにしていた大河ドラマなのに、始まって5分経つと寝てしまうおじいちゃん」など、愛らしいエピソードをたくさん紹介し盛り上がった。
さらに番組後半では、『姉です』という件名で、尾関の実の姉からメールが届く場面もあった。
(※以下、尾関の姉からのメール)
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この内容を受けて、尾関は「わ~ありがとうございます!」とうれしそうな反応。姉から「放送前に起こしてね」と言われていたのを、すっかり忘れていたという尾関だが、ちゃんと自力で起きて連絡をくれたと明かしていた。
そして、エンディング。リスナーから多くの熱いメールが届く中、尾関は自身にとっての『ラジオ』という存在について、思いを語った。
「この『オールナイトニッポン0(ZERO)』を1人で担当させていただくことが決まったときは、正直、できるかな?って思って、不安で仕方なかったんですけど。ゲストに来てくれた井上や、放送中にたくさんのメールを送ってくださる皆さんのおかげで、もう2時間終わっちゃうの!?っていうぐらいの気持ちで、今話しています。
私の活動の中で、ラジオという存在は本当に大きくて。ラジオがなかったら、きっともっと早く卒業してただろうなっていうくらい、私がグループに居させてもらっている理由の1つがラジオだったので。今日、この『オールナイトニッポン0(ZERO)』を担当させていただけて、本当に幸せでした。
そして、7年間応援してくださり、本当にありがとうございました」
ラジオへの思いを述べつつ、これまで応援してくれたファンへメッセージを送った尾関。ラジオがきっかけで尾関を知り、グループを知ったというファンが増えたことも明かし、「大変なこともあったけど、『こち星』やいろいろな番組でパーソナリティをやらせていただけて、頑張って良かったなと、本当に今、心から思っています。ありがとうございます」と、これまでの経験を通して感じたことを振り返り、改めて感謝の言葉を綴っていた。
番組情報
まだなんの色にも染まっていない櫻坂46が未来に向かって枝葉を伸ばす30分番組「櫻坂46こち星」。メインパーソナリティは井上梨名 。週替わりで櫻坂メンバーが登場します。