受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』
全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画がスタートしました。
新企画『おうえんしナイト』が、「オールナイトニッポン」の協力
普段、勉強のおともにオールナイトニッポンを聴いていただいている全国の受験生を微力ながら応援するために、受験と教育に縁が深いお笑い芸人・ランパンプスの二人に応援隊長になってもらい、全国の合格祈願にまつわるスポットや大学の学食レポートなど受験生に役立つ情報をお届けしていきます。
記念すべき初回は第0回として『おうえんしナイト』の応援隊長として任命されたランパンプスへ、受験や進路にまつわるインタビューを前後編の2回に分けてお送りします。
――まずは簡単な自己紹介をしていただけますか?
小林:北海道、 釧路市出身の小林良行です。僕は大学受験をしていないんですが、当時しておけば良かったなと思っています。実際、大人になってからのほうが勉強をしていますね。若い時は遊んでばかりで気付かなかったけど学生のときに今ぐらいの知識欲があったら、もっといい高校や大学に行けたんじゃないかって思います。
寺内:政治とか世界情勢とか時事とか僕よりめちゃくちゃ詳しいんですよ。
小林:昔と比べて知らないことが嫌だという感覚になりました。知らないことが多いと舞台上やテレビで言うべきではないことがわからないんですよ。相方は勉強もできて教員免許も持っていますけれどモラルがないんです。そんな相方を制御するのが僕の役目でもあるので。
寺内:まあ、つまんで言うと僕のおかげで賢くなったというわけです。僕は寺内ゆうきと申します。東京学芸大学教育学部を卒業して、小中高の教員免許を持っています。2016年に保育士試験にも合格しまして、芸能界初の「0歳から18歳まで教育できる芸人」です。 東京都の待機児童サポーター「とうきょうホイクマン」もやっていました。普段は漫才をしていますが、教員免許や保育士資格を活かした仕事もやらせていただいています。
――それでは二人の学生時代のことを教えていただけますか?
小林:僕は一言で言うと二軍のリーダーですね。不良じゃないけど不良と仲が良くて自分のコミュニティを持っているような学生でした。
――寺内さんはどんな学生でしたか?
寺内:僕は目立ちたがり屋でした。ラグビーで千葉県選抜に選ばれたのですけど、その理由が「ムードメーカーだった」からでした。負けても盛り上がっているチームがあると話題になったらしく、わざわざ選抜の監督が見にきていただいたみたいで。それくらい明るかったという自負があります。
――そんなお2人の出会いをお聞きしてもよろしいでしょうか?
寺内:吉本の養成所です。大学を卒業するタイミングで友人を誘ったのですけど断られてしまって1人で入りました。養成所に入ってすぐに、ツッコミ4人、ボケ4人の飲み会をやったんですよ。一次会で飲んで、二次会でカラオケ行って、そこに一人で来ていた相方を見て「ちょっといいな」と思って連絡先を交換してという……男女のコンパみたいな。
――小林さんもまんざらではなかったのですか?
小林:とにかく早く組んでネタをやらなきゃっていうのがあったんです。だから慌てて組んでネタ見せをした感じなので、いまだに「仮組み」だと思っています(笑)
――お二人が芸人になろうと決意したきっかけを教えていただけますか?
小林:もともとお笑いが大好きでした。めちゃイケ世代で、オンエアバトルとか、M1とか、ネタ番組をビデオに録画して、ずっと見ているような学生でした。ただ、東京から遠い所に住んでいたので、エンタメから遮断されているというか……直結しないんですよ。お笑いが好きということと、お笑い芸人になろうっていうことが。18歳で就職をして埼玉に出てきたときに初めて新宿に吉本を見に行ったんです。そしたら「テレビの世界が近くにある」と思えて、その日にすぐ願書を取り寄せました。
寺内:誰を見て決意したんだっけ?
小林:椿鬼奴さん。
寺内:珍しいんだって! 椿鬼奴さん見て漫才師になる人間は!
小林:でも、椿鬼奴さんと飲ましてもらった時に「あなたが俺の人生を変えてくれた」と直接話せました。やはり東京出てきたら人生が変わると思います。東京に行きたいっていうくらいの気持ちでもいいから受験を頑張った方が良いと思いますね。
寺内:僕はもうずっと芸人になることが夢でした。小学校2年生から「将来になりたいもの」に芸人と書いていました。 本当は中学を卒業するタイミングで吉本に入りたかったのですが、親と言い争いになって、その時に「大学を出たら好きにさせてやる」と言われたんです。それで、大学を出るなら意味を持たせないといけないと教員免許が取得できる東京学芸大学を選びました。卒業後にお笑いの道に行くのはずっと自分の中で決めていましたね。
――なぜ教員免許だったのですか?
寺内:まず芸人として一つ箔をつけたかったということがあります。あとは学校が好きだったし、先生への憧れもあったので教育学部にしました。
――その後に保育士試験を受験した経緯を聞かせていただけますか?
寺内:芸人を始めて5年目くらいに、もうにっちもさっちもいかなくなってしまって、免許キャラをやろうみたいな話になって、長期企画の中で資格の取得を目指しました。
――大人になってからの資格試験はどうでしたか?
小林:どんどん面白くなくなっちゃって最悪でしたよ。大喜利ライブに出させてもらったときに「この引っ越し屋さん嫌だ。どんな引っ越し屋?」みたいな大喜利があったんです。他の人は荷物を2階から投げるとか言っていたのに、この人は「梱包が雑」って答えたんですよ。
寺内:ずっと試験問題と向き合っていると、正しい選択肢を選ぶことが染みついてしまって真摯に答えちゃったんですよね。ちなみにもう一つの候補は「言葉使いが荒い」でした。
小林:もう勉強するのをやめてくれ! って思いましたよ。無事一発合格したので安心しましたけど。
―― ここからは、テーマを「受験」に絞ってお話を聞きたいのですが、寺内さんの大学受験のときのエピソードを聞かせていただけますか?
寺内:高校3年の頃、ラグビー部の活動が終わるのが11月だったんです。 部活をしながら夏期講習とかは通っていたんですけど、夏前の模試もE判定とD判定でした。11月の終わりから必死にセンター試験まで勉強したのを覚えていますね。1日11時間くらい勉強していました。
――寺内さんなりの受験勉強のコツはありますか?
寺内:まずは「自分の集中できる時間を把握する」ことですね。僕は長くても90分以上集中できなくて、45分を一区切りにして組み立てていました。例えば60分の模試とかも45分で終わらせて、少し休んで、答え合わせの方に45分、それで90分といった具合に。この方法ができたのは自分の集中できる時間を把握していたからです。それを過ぎてしまうと惰性になってしまうので。
小林:今でも、ネタを作っているときに集中しているかと思ったら、急に汚たねぇ顔で寝たりしますね。
寺内:あと「色んなものに手を出さない」というのもポイントです。たくさん参考書を買っても書いてあることが一緒なんです。だからベーシックなものを何周もやったほうがいい。それと、志望校や目標に合わせた勉強方法は意識したほうが良いと思います。
今回はランパンプスの二人の受験のエピソードを中心に語ってもらいました。後編では二人がオールナイトニッポンを聴いて頑張っている受験生の皆様のために具体的にどんな企画を行なっていくかを話してもらいます。
『おうえんしナイト』では頑張る受験生を応援すべく、リスナーの皆様からのご意見や情報を募集しております。ランパンプスの二人に取材してほしい“あなたの街のおすすめスポット”や“合格祈願にまつわるスポット”など受験生に役立つ情報を特設サイトまでお寄せください。
おうえんしナイト
この企画は、全国の受験生を応援するために、受験や、教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していきます。